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ボディショップ・シラサキ 社長ブログ | 福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

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ポルシェ911 カレラ 993 グローバルジグ フレーム修整 

骨格部のパネル交換を終えた、ポルシェ911 カレラ 993
各パネルの仮合わせ作業の前に、
新品左右ボンネットヒンジの塗装。
DSC_2068 (800x536)
何気に取り付けされていたヒンジと見比べたら
これだけ変形があったのには少々驚き。
DSC_2069 (800x536)
良くこれでボンネットが取り付けされていたもんだね、、。

塗装を終えたヒンジを、車体側に取り付けしてから、
DSC_2389 (800x536)
ボンネット、左右フロントフェンダーと位置合わせ作業。
DSC_2409 (800x536)
次にボンネットロックを取り付けして、閉まり具合を調整して
各パネルの隙と面を確認。
DSC_2625 - コピー (800x536)
ジグに記載されている数値で、各パネルを取り付けしているので、
問題なく取り付けされているのではあるのだが、
ここで合わなかったら大変な事、、。

ジグを使って修整していると、こうした外板パネルの位置合わせ
かなり上手く作業進むのだが、これは左右の高さと幅のズレがないから。

ちなみにポルシェの場合、ジグを使ってパネル取り付けしない作業となると
こうしたチャートを使っての取り付け作業となるのだが、
これでは基準となる所がなくて、まずパネル取り付け位置は、
出てこないと思う、、。
DSC_1811 (800x536)
これは、ポルシェから出ている993のチャートなのだが、
フレーム修整はジグを用いての修理方法が基準となっているので、、。

最後に、フロントバンパーを仮付けして位置確認に問題なかったので、
DSC_2413 (800x536)
各パネルの位置確認作業出来上がり。
DSC_2422 (800x536)
無事合ってくれて、一安心といったところか。(笑)
DSC_2420 (800x536)
ここで再度パネルを取り外しして、
フェンダーエプロン後方部の変形修理。
DSC_2243 (800x536)
ウオッシャータンク固定ブラケットを取り外しして、
変形部を引き作業にて修整後に、
DSC_2499 (800x536)
新品ブラケットを取り付け固定して、修理完了~。
DSC_2523 (800x536)
次に、フェンダーエプロンとフロントパネル交換において、
MIG溶接した所の
DSC_2525 (800x536)
溶接頭部をグラインダーで削り落として
DSC_2643 (800x536)
DSC_2645 (800x536)
DSC_2650 (800x536)
内板骨格部パネル交換作業完了~。
DSC_2637 (800x536)
室内側から見るとこんな感じの仕上がり。
DSC_2658 (800x536)
DSC_2652 (800x536)
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カテゴリ: ポルシェ911カレラ TYPE 993

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Posted on 2017/02/18 Sat. 20:56    TB: --    CM: --

ポルシェ911 993カレラ グローバルジグ フレーム修整 

ポルシェ911 993カレラ グローバルジグ フレーム修整
各パネルを取り外しして、骨格の修整後に新品パネル交換。
DSC_2317 (800x536)
DSC_2320 (800x536)
DSC_2322 (800x536)
今回使用する新品パーツはフロントパネル
DSC_2325 (800x536)
右サイドパネル
DSC_2342 (800x536)
そして、左フェンダーエプロンパネル
DSC_2292 (800x536)
このフェンダーエプロンに関しては、パネル構成上
このままそっくり丸ごと交換することは出来ないので、
DSC_2289 (800x536)
今回作業上交換に必要な部分を、取り外し作業となり、
まずはパネルを2分割にカットしてから、
DSC_2296 (800x536)
不要な所のスポット溶接の取り外し作業~。
DSC_2297 (800x536)
DSC_2304 (800x536)
DSC_2303 (800x536)
取り外しを終えたパネル、
DSC_2306 (800x536)
この部分を使用してパネル交換作業となり、
DSC_2310 (800x536)
まずは、防錆処理後に、
DSC_2344 (800x536)
これらパーツを用いて仮合わせ作業のもと、
位置関係を確認。
DSC_2332 (800x536)
ポルシェの場合、ボディ構成が特殊で
フレームに対して計測用のホールなどが全くなくて、
フロントパネルのバンパーホースメントの固定ナットが
位置出しとなっており、このフロントパネルが
正確な位置に取り付けできないと、
すべての部品が上手く合わなくなってしまう所なので、
こうしたジグ式フレーム修整機でないと、骨格修理は難しいです。

高さが一番問題で、最後に、ボンネットの面が合わなくなります、、。

作業順番も、フロントパネルをジグにて
基準値に取り付け固定してから、
DSC_2353 (800x536)
左フェンダーエプロンパネルを仮合わせとなり、
一般的な作業手順と逆になります。
DSC_2358 (800x536)
DSC_2359 (800x536)
あと、ヨーロッパ車の場合、アッパーパネルの寸法図などはまったくなく、
ジグ式修整機を使っての骨格寸法のみなので、
アッパーパネルに関しては、寸法の計測はなしとなります。
DSC_2364 (800x536)
各部取り付け位置で問題なければ、
あとは、スポット溶接とMIG溶接にて
パネルを取り付け~。
DSC_2365 (800x536)
DSC_2367 (800x536)
DSC_2371 (800x536)
最後に、右サイドパネルを取り付けして、
DSC_2380 (800x536)
骨格部の新品パネル交換作業完了~。
DSC_2385 (800x536)
DSC_2387 (800x536)
これで外装部品、上手く合ってくれるかなぁ~?

カテゴリ: ポルシェ911カレラ TYPE 993

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Posted on 2017/02/09 Thu. 21:03    TB: --    CM: --

ポルシェ911 993 グローバルジグ フレーム修整 

骨格部の再修理分のポルシェ911 993、
事故による入力方向などはまったく解らないのだが、
とりあずはグローバルジグチャートに記載されている数値に
骨格部の修整からで、引き作業から。
DSC_2123 (800x536)
DSC_2120 - コピー (800x536)
フロントパネルとフェンダーエプロンは、
過去の引き作業で引き千切ってあり
そこを溶接作業した跡があったりしており、
とりあえず粗だし作業は終えた感じだったので、
邪魔だったのでカットしてポィ、、、。
DSC_2132 (800x536)
DSC_2129 (800x536)
DSC_2127 (800x536)
ここで、エアコンのエパポとエキパンを交換するにあたり、
エアコンユニットAssyの取り外し。
DSC_2206 (800x536)
DSC_2232 (800x536)
DSC_2211 (800x536)
取り外しして見たら、やはりダメだったし、、。
DSC_2214 (800x536)
ほとんどが、ここからガス漏れありの状態のところ。

これでフロント部には何も部品ない状態になり、
色々と目視にて波及を確認したのだが、
どうしてここがこんなに修理跡があるのだろと、すごく疑問?
DSC_2247 (800x536)
別事故なのか、さっぱり解らないわ、、、。

考えていても、どうしうもないので、
引き続き数値に骨格修整作業~。
DSC_2249 (800x536)
DSC_2252 (800x536)
DSC_2255 (800x536)
一度引き作業しているためなのが、
なかなか思うように下がらなかったフレーム。
DSC_2257 (800x536)
左右共、他も全体に上方向に上がっていた状態。
DSC_2260 (800x536)
これで基準値でのジグが取り付け出来たので、
DSC_2275 (800x536)
DSC_2265 (800x536)
さらに、パネルの取り外し作業へ~。
DSC_2278 (800x536)
DSC_2284 (800x536)
DSC_2317 (800x536)
DSC_2322 (800x536)
DSC_2320 (800x536)
この状態で、サイドメンバーのリインホースメントを使って
ストラット後方にあるシワ取りのため、引き作業。
DSC_2337 (800x536)
やっとここで、ガッ-ンと力加えられた修整作業。
DSC_2335 (800x536)
これで骨格の修整は終わりなのだが、
やはり一度修理した作業のあとの骨格修整
さっぱり訳解らんし、シワもなかなかで伸びないし、大変だわ、、。

カテゴリ: ポルシェ911カレラ TYPE 993

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Posted on 2017/01/30 Mon. 21:32    TB: --    CM: --

ポルシェ911カレラ TYPE 993  

ポルシェ911カレラ TYPE 993 、
骨格修正のため、グローバルジグへ移動して、
まずはジグ固定から。
DSC_1751 (800x536)
グローバルジグ専用チャートを見ながら
DSC_1774 (800x536)
固定と修正をしながら、車をセット。
DSC_1770 (800x536)
まず最初に、993の場合骨格の基準となっている
フロントバンパーホースメントの固定ボルト穴を、
計測て見たら、左右共これだけ高さにズレあり。
DSC_1780 (800x536)
DSC_1782 (800x536)
左右共、高さで10mm、右方向に7mmズレがある事が数値上計測出来き、
それと共に、左で8mm右で5mm長さが足りないことも解ったのだが、
どうして右側も、中方向に入っているのか凄く疑問点。

とにかく、部品を取り外ししないと波及確認が出来ないので、
付属部品の取り外しからで、燃料タンク取り外して
DSC_1809 (800x536)
DSC_1827 (800x536)
右側フロントフェンダーを取り外ししてから、
DSC_1823 (800x536)
エンジンオイルクーラーとATオイルクーラーも
DSC_1813 (800x536)
取り外し~。
DSC_1840 (800x536)
これでフロント周りは骨格だけの状態へ。
DSC_1848 (800x536)
DSC_1844 (800x536)
目視にて事故跡のシワを確認していくと、
あっちにもこっちにもあり、どうなっていたのか全く解らないし(笑)
DSC_1866 (800x536)
事故があったことだけは、間違いないし、、、(笑)
DSC_1865 (800x536)
中から見るとこんな感じで、
DSC_1868 (800x536)
引き作業時に、鋼板を裂いてしまったのだろうか、
溶接して修正跡あり。

フロントフェンダー取り付けボルト穴も、
すべて長穴加工されてます。
DSC_1862 (800x536)
最後にストラット取り付け部の計測のため、測定機具を取り付けして
DSC_2089 (800x536)
ボディチャートを見ながら、骨格の修正作業する
ポルシェ911カレラなのだか、
DSC_2108 (800x536)
一度形になっている状態での骨格修正作業、
入力方向がさっぱり解らないので、
修正作業解らない事だらけです。

カテゴリ: ポルシェ911カレラ TYPE 993

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Posted on 2017/01/24 Tue. 21:27    TB: --    CM: --

ポルシェ911カレラ TYPE 993 

先日ボンネットヒンジ曲がりで異音の原因を探した993
過去の事故修理の不具合箇所が他にもあり、
DSC_1527 (800x536)
DSC_1499 (800x536)
フロントパネルと、フェンダーエプロンが
形には修正されているのだが、
事故跡だらけの状態、、、。
DSC_1526 (800x536)
DSC_1519 (800x536)
DSC_1518 (800x536)
再修理依頼の相談があり、最初はお断りしていたのだが、
知らぬ間に問題の中に入っていた感じ。(笑)

この状態では、車として売ることも出来ないので、
なんとかならないかと思い、現状確認作業から始め、
次にまずは各部部品外しから。
DSC_1721 (800x536)
DSC_1700 (800x536)
エアコンコンデンサー取り外し、
DSC_1701 (800x536)
フェンダーエプロンの裏側の状態
DSC_1714 (800x536)
さらにフロントフェンダー取り外ししたら、こんな状態、、。
DSC_1730 (800x536)
DSC_1732 (800x536)
DSC_1735 (800x536)
DSC_1525 (800x536)
ボルト類はポルシェのではないし、
DSC_1540 (800x536)
配線の通り方も違うし、、。
DSC_1506 (800x536)
DSC_1519 (800x536)
どう作業しょうかと色々と悩んだのだが、
内板骨格パネル交換で再修理することにしました。(笑)(笑)(笑)

さて、どうなることやら、、、。

カテゴリ: ポルシェ911カレラ TYPE 993

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Posted on 2017/01/20 Fri. 21:08    TB: --    CM: --

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