新型ワゴンR 660 ハイブリッド
パテ研ぎの後は、下地のサフェサー塗装にあたり、
塗装ブース内に車移動してから、マスキング作業~。

サフェサー塗装の前に、まずはスポット溶接した所の
素地金属部に対して

スタンドックス エッチングプライマーを下塗り塗装。

素地金属に直接サフェサーを塗装しても、
防錆面と密着不良のためダメなので、
プライマー塗装が必衰項目。
その後からサフェサーを塗装して下地工程完了。


塗装にあたり、まずは室内塗装からで、
パネル変形に伴う色割れ箇所を、サンディングしてから、

外板パネル同様、素地金属に対して
エッチングプライマーを塗装してから、

下地のサフェサーを塗装~。

サフェサー乾燥後に、サンディングして
再度マスキングしてから、内板色を作って塗装。

同時に、新品フロントフェンダーも内板色を塗装~。


同様に、フロア裏面も修理箇所を

車の下に潜り込んでの作業で塗装。

これら、内板塗装を終えたら、外板パネルの塗装で、
まずは車本体と


リヤバンパー

フロントフェンダーを上塗り塗装~。

さらに、フロントドアと、

リヤドアを塗装して


塗装工程完了。
あとは、取り外しした部品組み付け作業を経て

修理完了した、新型ワゴンR 660 ハイブリッド

先週納車させて頂き、
どうもありがとうございました。
塗装ブース内に車移動してから、マスキング作業~。

サフェサー塗装の前に、まずはスポット溶接した所の
素地金属部に対して

スタンドックス エッチングプライマーを下塗り塗装。

素地金属に直接サフェサーを塗装しても、
防錆面と密着不良のためダメなので、
プライマー塗装が必衰項目。
その後からサフェサーを塗装して下地工程完了。


塗装にあたり、まずは室内塗装からで、
パネル変形に伴う色割れ箇所を、サンディングしてから、

外板パネル同様、素地金属に対して
エッチングプライマーを塗装してから、

下地のサフェサーを塗装~。

サフェサー乾燥後に、サンディングして
再度マスキングしてから、内板色を作って塗装。

同時に、新品フロントフェンダーも内板色を塗装~。


同様に、フロア裏面も修理箇所を

車の下に潜り込んでの作業で塗装。

これら、内板塗装を終えたら、外板パネルの塗装で、
まずは車本体と


リヤバンパー

フロントフェンダーを上塗り塗装~。

さらに、フロントドアと、

リヤドアを塗装して


塗装工程完了。
あとは、取り外しした部品組み付け作業を経て

修理完了した、新型ワゴンR 660 ハイブリッド

先週納車させて頂き、
どうもありがとうございました。
Posted on 2017/06/23 Fri. 21:15
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新型ワゴンR 660 ハイブリッド
事故修理の新型ワゴンR 660 ハイブリッド
骨格修整を終えたら、各パネル交換作業。

まずは、ステップアウターパネルを交換する範囲で
取り外し外してから、

ステップインナーパネルを取り外ししようと、
スポット溶接を取り外ししようと、専用カッターで取り外ししようとするのだが、
刃が回転しているだけで、何か全然切れていかないし、、、。


キリを研いで再度試みるのだが、ダメ、、、。
どうも、鋼板に対してキリが入っていかないよう、、、。
車の構造上こうたインナーパネル関連は、
固く強靭なハガネの様な特殊鋼材で作られているのだが、
固さが今までとは違うし、、、。
塗料販売店に聞いたら、こうしたパネル用の専用キリが無いと、
取ることは不可能と言われ、購入したのだが、このキリ1本1万円、、、。
ないとどうする事も出来ないので、購入したのだが、
サロンパスは要りませんかと、、?
どうも最終的には、力仕事であるので、
筋肉痛にとの説明のよう。(笑)
このキリを使って刃先が熱が加わらないよう
最小限の回転で廻し、後はCRCをスプレーしながら
なんとか取り終えたスポット溶接。


軽と言えども、ほんまに、固かったわ(笑)
部品屋さんから聞いたのだが、50プリウスは、
複合型特殊パネルにつき、今までのスポット溶接機では、
溶接出来ないとの事、、、。
車の中に居る乗員に対しては、強靭な安全ボディとなっているのだが、
それに伴い使われている鋼材も、どんどん特殊な物となっている時代です、、。

新品パネルに対して、

必要な箇所をカットして、パネルをスポット溶接にて取り付け。

カット面はMIG溶接にての取り付け。

さらに、新品ステップアウターパネルも、必要箇所をカットして

部品交換作業。




これらパネル交換後に、各外板パネルを仮組して

位置関係に問題なければ、一連のパネル交換作業完了。
カットした面をパテにて面修整する前に、

素地金属に対して、プライマーを下処理塗装してから、


その上からパテ付け工程で、

面修整して、パテ研ぎ工程完了~。

次からは、塗装工程になる新型ワゴンR 660 ハイブリッド でした。
カテゴリ: 新型ワゴンR 660 ハイブリッド
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Posted on 2017/06/10 Sat. 21:39
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新型ワゴンR 660 ハイブリッド
側面事故で入庫分の、新型ワゴンR 660 ハイブリッド、

今では軽自動車もハイブリットの時代ですね。

久しぶりの大破事故修理。
昔だとガンガンと毎日大破の事故修理作業していたのだが、
時代の流れか、最近では修理するよりは車両入れ替えが多く、
大破の事故修理作業は少なくなってしまっている、、。
そもそも、エアバックが展開すると、修理代金が高騰してしまうので、
エアバックが開いていると、全損になるケースがほとんどなのですが、、。
今回は、新車購入直後であるのと、エアバックも作動していなく、
契約保険金額内での修理代金なので、修理作業依頼に。
修理前に思ったのが、これだけ運転席側のドアが潰れているのに、
普通に開閉出来るのに驚き。

今までだと、まずドアを開けれなくなってしまうケースが多いのだが、
これだけボディ強度が高まっている衝突安全ボディの証だと思う。
室内の乗員を守るため、骨格部位のインナーパネルが鋼のような特殊鋼材で作られており、
鋼板の厚みや重量を抑えつつ、非常に強靭な固さを持つボディ作りになっているのだが、
逆に修理となると固くなっている分、なかなか思うように動いてくれなくて、
苦労させられるケースが多くなってきているのですが、、、。
作業的には、グローバルジクにセットして、

損傷確認。

今回修理のメインとなるステップの入力、

裏側から確認すると、フロアサイドレールとフロアパネルに変形大。

まず、ドアを引き作業してから、

内部の部品を取り外しして損傷確認すると、こんな状態。
シートレールの取り付け部も変形あり。

リヤシート側にも損傷あり。

こうした引き作業の骨格修整、基本はあるのだが、
修理に対する教科書たるものはなく、
引き作業する方が、どのように引いて修整するのかは、
作業者の方が決めて作業となる所で、
あくまで私個人的見解からの修整方法手順なのですが、
最初、ステップの入力による変形部の修整からで、

ステップアウターパネルをカットして取り除いて、
変形しているインナーパネルに対して、
裏側にポートパワーの棒を入れて、それを使って粗引き作業。

鋼板を溶接して引いても、あくまで面が点であるので、
大きな力を加えることが出来ないので、裏側から面として入れた事により
千切れて飛ぶこともなく、安全に引き作業出来るところ。

あとは、切開していきながら細かなところの修整作業で、


最終的には、ステップインナーパネルはこんな状態にまで、
切開しての引き作業の修整作業する事で

フロアパネルの変形も修整完了。

その後、フロントピラーの修整をしてから、

新品ドアパネルを仮取り付けして、位置関係を確認後に

最後にフロントフェンダーが取り付けして

問題なければ、骨格部の修整作業完了~。

今では軽自動車もハイブリットの時代ですね。

久しぶりの大破事故修理。
昔だとガンガンと毎日大破の事故修理作業していたのだが、
時代の流れか、最近では修理するよりは車両入れ替えが多く、
大破の事故修理作業は少なくなってしまっている、、。
そもそも、エアバックが展開すると、修理代金が高騰してしまうので、
エアバックが開いていると、全損になるケースがほとんどなのですが、、。
今回は、新車購入直後であるのと、エアバックも作動していなく、
契約保険金額内での修理代金なので、修理作業依頼に。
修理前に思ったのが、これだけ運転席側のドアが潰れているのに、
普通に開閉出来るのに驚き。

今までだと、まずドアを開けれなくなってしまうケースが多いのだが、
これだけボディ強度が高まっている衝突安全ボディの証だと思う。
室内の乗員を守るため、骨格部位のインナーパネルが鋼のような特殊鋼材で作られており、
鋼板の厚みや重量を抑えつつ、非常に強靭な固さを持つボディ作りになっているのだが、
逆に修理となると固くなっている分、なかなか思うように動いてくれなくて、
苦労させられるケースが多くなってきているのですが、、、。
作業的には、グローバルジクにセットして、

損傷確認。

今回修理のメインとなるステップの入力、

裏側から確認すると、フロアサイドレールとフロアパネルに変形大。

まず、ドアを引き作業してから、

内部の部品を取り外しして損傷確認すると、こんな状態。
シートレールの取り付け部も変形あり。

リヤシート側にも損傷あり。

こうした引き作業の骨格修整、基本はあるのだが、
修理に対する教科書たるものはなく、
引き作業する方が、どのように引いて修整するのかは、
作業者の方が決めて作業となる所で、
あくまで私個人的見解からの修整方法手順なのですが、
最初、ステップの入力による変形部の修整からで、

ステップアウターパネルをカットして取り除いて、
変形しているインナーパネルに対して、
裏側にポートパワーの棒を入れて、それを使って粗引き作業。

鋼板を溶接して引いても、あくまで面が点であるので、
大きな力を加えることが出来ないので、裏側から面として入れた事により
千切れて飛ぶこともなく、安全に引き作業出来るところ。

あとは、切開していきながら細かなところの修整作業で、


最終的には、ステップインナーパネルはこんな状態にまで、
切開しての引き作業の修整作業する事で

フロアパネルの変形も修整完了。

その後、フロントピラーの修整をしてから、

新品ドアパネルを仮取り付けして、位置関係を確認後に

最後にフロントフェンダーが取り付けして

問題なければ、骨格部の修整作業完了~。
カテゴリ: 新型ワゴンR 660 ハイブリッド
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Posted on 2017/05/30 Tue. 22:00
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