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サーバートラブルにより実に10日ぶりの更新になります。 一部復旧していないメニュー項目欄もあるのですが、ブログにおいて、文章はすべて元の状態に戻り、写真についても2.3日中に復旧して頂けるとの事で作業して頂いております。
昨年塗装を終えてました914ですが、やっと部品が入って来て各パーツ組み上げて出来上がっております。
ここまで古くなりますと、メーカーによる部品在庫も無いパーツも多く、現にポルシェジャパンに最初問い合わせした所、ドイツ本国で生産中止もしくは欠品パーツがかなりあり、私の方ではどうする事も出来なく部品についてはオーナーの方ですべてのパーツを揃えるとの事で、部品待ち状態であったのですが、すべてのパーツを純正部品にて揃えて頂きました。
ドイツ本国にも無い純正パーツをどうやって揃えたのかと聞いた所、世界各国にストックがないかを探し調べて頂けるサイトが日本にあり、ここへお願いして入手したそうで、写真一番上に写ってますパーツは世界各国から集めたパーツになるそうです。
今回入手してますほとんどのパーツがウエザーストリップ関連のゴム製品であるのですが、無い部品でも時間と手間は要しますが、探せばなんとかなる物なんだとこの部品を揃えたオーナーに教わる事でもありました。
フロントガラスについていたワイバーキズもガラスの磨きにより、ほとんど消えて綺麗になって仕上がっており、作業終えてます。 |
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カテゴリ: 1973y ポルシェ914
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Posted on 2009/07/17 Fri. 00:00
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ポルシェ914ですが、フロントとリヤのトランクを塗装してから、ボディの全塗装出来上がってます。 最初の計画では、以前塗装されてました白色で作業する予定であったのでが、73y当時の914に塗装されてましたグランプリホワイトで塗装しました。
色的には同じ白色ではあるのですが、元塗ってあった白色はどちらかと言いますと黄色っぽい白色であったので、同じ白色でもかなり雰囲気が変わり仕上がってます。 はっきりした事は解らないのですが、ポルシェのグランプリホワイトについては、930型の911にも採用されていた色であり、この年代の車ですと当時の純正色が一番良いと思います。
塗り上がりについては写真一番上で、マスキングを剥がした後になりますが、まずボディ本体を塗装してから、その後に別塗りでドアやボンネット等のパーツを単体塗りで仕上げていきます。 車側に取付した状態で塗装しても良いのですが、ドアヒンジ取付部側がドアが付いたままでは塗装出来ないのと、ドアの開け閉め等の作業をしていますとゴミの付着の問題もあります為にオールペンの場合ですと単品塗りで仕上げてその後車側に取付する作業でしてます。 あと、大きいボンネットですと車の横に立ちスプレーガンを持って手を伸ばした状態でボンネット中心まで届かない と塗装出来ず、外した状態の方が塗装しやすいので取り外しして作業している事が多いです。
ボディパーツ塗装に続き、バンパー類をブラック色に塗装して終えて、各部品パーツを組み上げており、現在はウェザーストリップ等のゴム類パーツ待ち状態になってあります。
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Posted on 2008/12/13 Sat. 00:00
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ポルシェ914ですが、ワイパーカウルパネルの塗膜が割れて浮き上がっていた所については、ハネルのサビによる塗膜の割れと最初思っていたのですが、スクレパーで塗膜を取りましたら下地については問題なくて、過去に補修塗装してます塗膜がとても厚く塗料の割れが原因でした。 塗膜の厚みについては3、4㎜もあり、修理するにはどうしてもこの分厚い塗膜を除去して下地からやり直しするしか方法はないのですが、問題はこの塗膜ウレタン系の塗料だとは思われるのですが、サンダーを使用しペーパーで研ぎ落そうとてしも塗膜が柔らかくてペーパーにからみ削り落とす事が出来ず、本来ですと剥離剤を使用して旧塗膜を取り除くのが良いのですが、剥離後水洗い作業が必要になる事を考えますとこの車の状態を考慮しますとダメであり、次に考えたのがバナーで塗膜表面に熱を加え辞去する方法で作業しようとしてのですが、車を見ますとワイパーカウルパネルの真ん前に燃料タンクがあり、若干ではあるのですがガソリンの臭いがするのでバーナーを使用してガソリンに引火したらとんでもない事でありこれもダメになり、最終手段として塗膜を削り落とすサンダーにて除去になり、削り落としたサンダーのキズはパテでの表面を仕上げとなる為に最終的にはこの部分が手間の掛かる所になっての作業でした。
その他の部分の凹み等も修理後パテ研ぎを終えてサフェサーを全面に塗り上げて仕上げてます。 今回の場合もそうなのですが、パテ等で補修修理した部分だけサフェサーを塗装して終わらす事も可能なのですが、過去に塗装されてます塗膜の状態が良くない下地調整も兼ねての作業で、塗装時と同様にボディ全面マスキングをしてからのサフェサー塗装になります。
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Posted on 2008/12/05 Fri. 00:00
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914のフロントのトランク内部なのですが、この車は新車時のボディ色は黄色で過去に白色への色替えにより内部も白色に塗装されていたのですが、写真一番上の状態にサビと何故か白色塗装がヒビワレを起こして剥がれかかっているのと、何か油の様な物が塗ってあり臭いも酷くオーナーから簡単に修理出来ないかとのとの事で作業に掛かり確認した所、白色の剥がれについては塗装前の下処理ペーパーをかけて無くそのまま塗装しているのが原因で、さらにそれをごまかそうとして上から再度ラッカーの缶スプレーで塗装してあるのがヒビワレであり、サビについては表面上のものなのが解り、まずはスクレパーを使い浮いてます白色を削り落としましたらタイヤハウス部は左右共、ぺーパーがあてて無く元色の黄色がはっきりと出る程でした。
続いて、サンダーにてサビを落としペーパーをかけ白色部の剥がれについては終わったのですが、問題は油の様なものが内部に塗ってあり、たぷん防錆目的で塗られていたのだと思うのですが、再度塗装する為には除去しなくてはいけなく、シンナーを含ませたウエスで拭いたのですが、塗られてます油の量が多くかなり根気良く拭かないと辞去出来ず、おまけにこの油が変な臭いで全然簡単に終わる作業ではなくなり大仕事でした、、。
何年も現場での塗装作業してきて有機溶剤の臭いになれていても、こういった長時間シンナー等を使用します作業はやはり大変ですね。
シンナーで拭き上げた後、サフェサーを塗装してから、各部鋼板の接ぎ手部をシーリングしてから、再度フロアパンにアンダーコートを塗装して下地は完成となります。
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Posted on 2008/11/25 Tue. 00:00
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ポルシェ914 の左フロントフェンダーですが、写真一番上のように腐っており穴が開いております。 過去にも何度か修理しており、その時のパテを研いで行った所、フロントピラー側が酷くてフェンダーのアウター部のパネルが穴が開いており茶色く見えます所はインナーの部分で、その周辺も腐ってボロボロな状態になっており、ここまでサビておりますと、前に紹介してますステンレス板を使う修理方法では形が作れないのと、サビに対して方面スポットもつかないので対処方法としてはダメになります。
通常の車ですとフロントフェンダーはボルトで固定されているので、このような場合ですと部品交換で対処出来るのですが、914の場合フロントフェンダーはスポット溶接にて取付されてますので簡単に取り外しする事も出来ず、腐っている部分を切り取り新たにボンデ鋼板にて作り切り接ぎ溶接にて交換する事にしました。
腐り部に対して、交換に使用するパネルをボンデ鋼板にて作り、その大きさに合わせて車側をカットして腐り部を切り取り、1枚の鋼板からカット交換する形状のパネルを作り、歪みを出さないように溶接及び、カウル側の折り返し部については、バネルボンドにて貼り合わせにて交換して最後にアンテナの穴を開けて出来てますのが写真一番下になります。
この後の処理については、裏面をアンダーコートにて防錆して、表面については通常のパテ工程で仕上げで完成で、反対側のフェンダーにおいても同様に作業してます。
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Posted on 2008/11/21 Fri. 00:00
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