|
フェラーリ360モデナ今日納車しました。
昨年7月に飛び石によるキズ修理で車を預かり最初はシルバー色での補修作業で始めたのですが、作業を進めるにつれて色々と車を確認して、色替えによるオールペンが可能だと判断してオーナーに伝えた所、それならホワイトに色替えをしようとなりフェラーリのオールペンをするきっかけであり作業を始めました。 まずは飛び石キズ修理で始め、最初はフロント部だけかと思ったのですが、ルーフやリヤフェンダーまであり飛び石キズとは無数の凹み修理と同じで1コ1コをハテ゜にての修整をかなりの広範囲で修理後、フロントスポイラー割れ修理、リヤバンパーキズ修理、左右ドア凹み修理後白色に塗装して乾燥後クリヤーを研ぎ再度クリヤーを塗装し磨き後ボディは完成、並行してヘッドライトをバラしてハウジングを塗装してメッキ剥がれ修理の為銀鏡塗装を外注加工後ライトを組み上げ全てのパーツを組み上げて完成の作業工程なのですが、この工程をするのにこの車本当に手間がかかってます。最初思った作業時間の2.3倍かかっており、その内にヘッドライトが思わぬ作業時間が凄いですが、、。
でも今日完成して無事納車出来で一安心です。 この手の車の場合、預かるだけでもかなりのリスクがあると共に作業時にもかなりのハイリスクですので、、、。 でもその分やり遂げた満足感も大きく、仕事の依頼を頂けましたオ-ナーにも感謝してます。 後はクラッチを修理すれば完璧ですね。
最後に修理日数はかなり掛かってしまいましたが、オールペンの作業依頼どうもありがとうございました。 今後共宜しくお願いします。 写真編集次第ギャラリーにてUPしますのでお待ち下さい。 |
"
スポンサーサイト
カテゴリ: フェラーリ 360モデナ
[edit]
Posted on 2008/01/23 Wed. 00:00
TB: 0
CM: 0
▲
|
360モデナですが、最終工程でマフラーの熱対策をしました。 純正マフラーだとタイコの部分がまだ遮熱板で覆い被せてあるのでまだ良いのですが、外品のマフラーに交換しますとタイコの部分が剥き出しで熱を遮断する物など何も無いのでどうしてもエンジンルーム内の温度がもの凄く高温になってしまい、リヤゲートが手で触れ無い程熱くなります。
ちなみに、この車の場合マフラーをM.Sレーシング製に交換して使用していたのですが、テールゲートについてます純正のハイマウントストップランプがマフラーの熱で溶けてしまって変形してしまうと共に、テールゲートの塗装も熱により一部変色していました。 但し、この車は年間走行キロは少ないので、走行してます速度域が普通でないのもあるですが、、、。
今回熱対策としてまずマフラーのハイプ部にヒートバンデージを巻いたのですが、これが以外と難しく遊びに来られてましたお客様に手伝って頂いて作業をしたのですが、見た目も考えながら巻いていってまるで看護婦さんが包帯を巻く要領だと笑い話しながら作業して完成させてました。 テールゲート側は裏面に耐熱のマットを貼って作業する予定でしたが、M.Sレーシングの方からヒートプレートが販売されていたので、今回はこのヒートプレートの裏面に耐熱マットを貼り取り付けして取り付けして、あとはもう一度ボディを再度磨いて最終仕上げをして今週末に納車になります。
あと、今日カスタマイズに当社ポルシェのワイドフェンダー加工をUPしてますので見て下さい。 色々と作業例を作っていきたいとは思ってはいるのですが、なかなか時間がなく出来ないのが現状であり、今回は正月休みに自宅で作ってました。 |
"
Posted on 2008/01/16 Wed. 00:00
TB: 0
CM: 0
▲


 |
360モデナですが、部品組み付け出来上がってます。 年末から時間を見つけては作業していて、車の構造上特別複雑な所はないのですが、不思議と作業時間はかなり掛かってしまってやっと車の形になったと感じてます。
今回フロントバンパーエアダクト部をチャレスト純正のグリルネットに交換してさらにカーボン製のエアダクトカバーを付け、お決まりの牽引フック?を付けて仕上げているのですが、これがなかなか決まっていてとても良く仕上がってます。 360ですと定番の赤色が多いのですが、今回塗装しましたビアンコにブラック色のこのエアダクトにホイールと黄色いフェラーリのエンブレムと牽引フックの色合いがとても良く仕上がっていて、オーナーも仕上がりに非常に気に入って喜んで頂いてます。
後残す作業はツヤ消しブラック色に塗装してあるルーフレールの片側だけが、塗装時に貼ったマスキングテーフ゜の粘着で塗膜が剥がれてしまい、原因はメーカーでの塗膜の密着不良でよく見ますと塗膜が浮き上がっているのが解る程でなぜか左側だけがダメな状態になっており、左側側だけ再塗装になります。 それと修理してます間に車検が切れてしまったので、車検を受けなければいけませんが、、、。
とりあえず車を見てますと、これで形に仕上がってフェラーリになったなあと感じてます。
|
"
Posted on 2008/01/08 Tue. 00:00
TB: 0
CM: 0
▲


|
今日から仕事始めで作業しており、最初は昨年末に銀鏡加工が出来上がってきたのをヘッドライトを組み上げました。
銀鏡加工したリフレクター部にロービーム側のプロジェクターレンズを付け、ハウジング本体に組み込んでから、ボディ同色に塗装したランプボティと組み上げるのですが、接合方法が接着材で貼り付けしてあったので再度接着するのですが、最初にしてあった接着剤(ゴム系の弾力のあるタイプ)がなかなか取れず手間ではあるのですが、綺麗に除去しないと接着剤で貼り合わせ出来ないので時間をかけて取るしかなく作業したのですが、まるで両面テープの糊後を取るのと同様に根気と時間を要する作業になってしまいました。 両面テープとまったく同じで貼り付けするのは簡単ですが、作業の後始末はいつしても大変です。 単純作業なのですが、、。
接着剤での張り合わせの工程は、まずスコッチブライトにて接着面を足付け後、脱脂をしてプライマーを塗ってます。ちなみに写真真ん中のマスキングテープの外側の黒色がプライマーで、これを塗らないと接着しない訳ではないのですが、確実な接着には欠かせない工程で接着材のメーカーは必ずする工程とて指導しています。 後は接着剤をシーリングのガンで若干肉持ちのあるようにながしてレンズを張り合わせて完成になります。
この360のヘッドライトですが、最初は塗装するのに表面のレンズを取るだけのつもりで作業を始めたのですが、メッキの剥がれがあったりして最終的には完全にバラシ非常に商品を破損する危険度が高い中での作業になってしまい、商品を壊す事なく完成して一安心してはいますが、このヘッドライトに掛かった作業時間(レンズのリペアも含めて)はとんでもない時間でした。 最後に物を修理する事とは何が起きるか解らない中での作業であると共に、一旦作業してしまったら完成させるしかない作業になりますので、、、。完成してホットしてます。
|
"
Posted on 2008/01/05 Sat. 00:00
TB: 0
CM: 0
▲
|
上のヘッドライトレンズ リペア①の続きです。
プラスチックヘッドライトレンズ表面については新品時には光沢性、耐擦傷性、耐候性、耐薬品性の目的でコーティング膜にて保護されていておりよくヘッドライト表面が黄色に変色してますのはこのコーティング膜の劣化が原因で、黄ばみをリペア修理しますとはこのコーティング膜を再度する事なのですが。
今回作業してますのはコーテイング膜に匹敵する機関や美観を回復するヘッドライト専用塗料(クリヤー)を塗装して仕上げてます。 今までにもプラスチックヘッドライトレンズに塗装していたのは、スタンドックスのクリヤーを使用して塗装していて特に問題は無かったのではありますが、このクリヤーですとプラスチックレンズ面に対して溶解が起きにくく、さらにスタンドックスのクリヤーより塗膜硬度が高く素材劣化しにくいクリヤーとの事で使用して塗装しました。 スタンドックスのクリヤーより粘度が非常に柔らかく薄膜での塗装で仕上げるタイプで塗り上がりは写真一番上の様に仕上がっています。 その後、表面に付いたゴミを取り除き完成でライト本体に仮組みしてましたが、キズも解らなくなりとても良い仕上がりになっています。 但し、クリヤーの光沢についてはスタンドックスの方がありましたが、、、。
最後に、このヘッドライトレンズリペアに関心を持たれた方問い合わせお待ちしおりますが、トヨタ車の一部イスト、ファンカーゴ、bb等の車種についてはメーカーの方からヘッドライトレンズ単体での部品補給があり3.4千円で販売されている車もありますので作業を考える前に一度調べてからの方が良いと共に作業するとなるとキズの度合いにもよりますが、1コあたりの金額は2万円~(部品脱着別)がかかってきますので高額なヘッドライト及び部品が無い車のパーツリペア向きな作業かもしれませんね。
|
"
Posted on 2007/12/23 Sun. 00:00
TB: 0
CM: 0
▲