Z33 ロードスター
骨格の修整にあたり、まずはジグにての固定からで、
このチャートがZ33のグローバルジグのチャート。

この表に、骨格の高さ、幅、長さ、角度が記載されており、
まずは、フロント部のメンバー固定ボルトにてのジグ固定。

続いて、リヤ部のメンバー固定ボルトでのジグ固定。

ここの4点を、グローバルジグのチャートの寸法にての固定で、
車の固定とセンターの位置出しをしてから、骨格修整開始。
まず、リヤ側メンバー固定箇所を測定したら、高さが低かったので、

ジグ自体をポートパワーにて押し上げて修整。


続いて、リヤバンパーホースメント固定ボルト位置でジグ固定にて
測定したら、左側は内側に入っていたので、ジグにベルトをかけて引き作業。


右側は上方向に上がっていたので、下方向への引き作業。


こんな感じで、ジグを使って固定と
骨格修整を自由に動かせるののがジグ式修整。
最後に、リヤメンバーサポートブラケット固定位置の修整。

目で見ても骨格が変形あるのが解るのだが、
ここの位置には、面の角度がつけられていて
これらがグローバルジグのチャートに記載されている。


ジグを組んで計測したら、左側はかなりの変形あり。


ここについては、フロアを含み、
サイドシルのインナー部の変形によるもので、
修整しようにも、引き作業するところが無いし、、、。

いらないパネルを取り除くところから、作業する手順で作業中~。
このチャートがZ33のグローバルジグのチャート。

この表に、骨格の高さ、幅、長さ、角度が記載されており、
まずは、フロント部のメンバー固定ボルトにてのジグ固定。

続いて、リヤ部のメンバー固定ボルトでのジグ固定。

ここの4点を、グローバルジグのチャートの寸法にての固定で、
車の固定とセンターの位置出しをしてから、骨格修整開始。
まず、リヤ側メンバー固定箇所を測定したら、高さが低かったので、

ジグ自体をポートパワーにて押し上げて修整。


続いて、リヤバンパーホースメント固定ボルト位置でジグ固定にて
測定したら、左側は内側に入っていたので、ジグにベルトをかけて引き作業。


右側は上方向に上がっていたので、下方向への引き作業。


こんな感じで、ジグを使って固定と
骨格修整を自由に動かせるののがジグ式修整。
最後に、リヤメンバーサポートブラケット固定位置の修整。

目で見ても骨格が変形あるのが解るのだが、
ここの位置には、面の角度がつけられていて
これらがグローバルジグのチャートに記載されている。


ジグを組んで計測したら、左側はかなりの変形あり。


ここについては、フロアを含み、
サイドシルのインナー部の変形によるもので、
修整しようにも、引き作業するところが無いし、、、。

いらないパネルを取り除くところから、作業する手順で作業中~。
カテゴリ: Z33 ロードスター
[edit]
Z33 ロードスター
左右リヤフェンダー形状が違うとの相談から、
リヤフェンダーがカットして、溶接にて貼り付けされているのが解り
リヤフェンダー取り外しして見たら、なんと、この状態、、、。


ピラーのレインホースと、ステップのインナーが
切断されていてないし、、、、。


どうも話を聞けば、修復歴ありで中古車として
この車を購入したとの事なのだが、
こんな修理ってあり???。
横方向に、かなりの入力があったと推測されるのだが、
変形の酷い所はカットして何もインナーパネル交換せずに、
アウターパネル取り付けといった所か。





長年この業界で作業しているのだが、これって完全に騙しの修理のやり方で
こんな修理する人がいるのかと思うと、まったく同業者として腹が立つ。
私より、お客さんがもっと腹立っていると思うのだが、
お客さんは至って大人の対応しているのには、驚いたが、、。
お客さんと色々と相談した結果、私の方で修理する事となり
さらに内部の部品取り外しして確認したらフロアにも変形ありで、

インナーパネルとフロアとの溶接部は、切り離れていた。

作業引き受けしたのだが、こうした作業最初から修理するより
難易度高く、見れば見るほどいたるところに、波及ありそうで
かなり手強そうな修理になりそう、、。
とりあえず、今回の作業に必要なインナーパネルの部品揃ったので、
修理に取りかかります。

リヤフェンダーがカットして、溶接にて貼り付けされているのが解り
リヤフェンダー取り外しして見たら、なんと、この状態、、、。


ピラーのレインホースと、ステップのインナーが
切断されていてないし、、、、。


どうも話を聞けば、修復歴ありで中古車として
この車を購入したとの事なのだが、
こんな修理ってあり???。
横方向に、かなりの入力があったと推測されるのだが、
変形の酷い所はカットして何もインナーパネル交換せずに、
アウターパネル取り付けといった所か。





長年この業界で作業しているのだが、これって完全に騙しの修理のやり方で
こんな修理する人がいるのかと思うと、まったく同業者として腹が立つ。
私より、お客さんがもっと腹立っていると思うのだが、
お客さんは至って大人の対応しているのには、驚いたが、、。
お客さんと色々と相談した結果、私の方で修理する事となり
さらに内部の部品取り外しして確認したらフロアにも変形ありで、

インナーパネルとフロアとの溶接部は、切り離れていた。

作業引き受けしたのだが、こうした作業最初から修理するより
難易度高く、見れば見るほどいたるところに、波及ありそうで
かなり手強そうな修理になりそう、、。
とりあえず、今回の作業に必要なインナーパネルの部品揃ったので、
修理に取りかかります。

カテゴリ: Z33 ロードスター
[edit]