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しばらく更新していなくて申し訳ありませんでした。 デジカメで撮ったメモリーカードからパソコンに写真を取り込むカードリーダーライターが壊れてしまいブロク゛の更新が出来ませんでした。カードリーダーライターも買いに行く時間も無く(正確には福井の大型家電店は夜9時までの営業で毎日どうしても帰るが遅くて買いにいけませんでした。)3日程お休み状態でした。
仕事の方はまずローバーミニは上塗り仕上がっています。フロントウインドより前部補修塗装で作業しています。昨日部品組み付け終えて本日磨き終えて完成してますので、月曜日納車させて頂きます。
次にステップワゴンはフロント部の骨格修整出来てヘッドバッフルの交換、ボンネット修理、右フロントフェンダー修理、左ドア修理をしてヘッドライト、フロントバンパー等の部品仮組みして各部のスキの最終確認調整終えて修整作業出来上がってます。ちなみに今回もそうでしたが各部の隙間の立て付け調整の中でも最近の車はフロントバンパーの取り付け方法がボルト等のネジで取り付けするのではなくてすべてプラスチックで出来ているクリップで留めるメーカーの車作りが主流となっており調整が出来ない構造になっており修理する側としては非常に直し難くなってます。これだけ修理に対する精度が求められる車作りの構造になってきているのが現状です。 でも新車も含めて各部のスキ等の立て付けが完璧な車はありませんので、多少は調整出来る車作りで設計して欲しいと私的には思いますが、、。
あと、本日新規のお客様や問い合わせの電話有り難うございました。不思議なモノで、こちらに来て頂いたお客様が重なってしまい(本日もそうでした)十分な対応が出来なくて申し訳ありませんでした。 見積もりで来て頂いた10セルシオのお客様話しの途中で対応出来なくなり失礼しました。再度の来社お待ちしてます。 |
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カテゴリ: 修理
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Posted on 2007/06/02 Sat. 00:00
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i-ba様ポルシェ911ですが、ターボフロントフェンダーの形状の張り出し方がドア側に向かって下に下がる程内側に絞った形を今回5センチ位外に張り出し広がった部分にダクトを開けて作る事にしました。
まず原型となる形を発泡ウレタンでベースを作り、その発泡ウレタンを削って今回新たに制作する部分の型を作るのですが、この発泡ウレタンを車全体を見ながら頭の中で形をイメージしながらペーパーで削り形に仕上げていきます。
今回作業を始めた時に当社がいつもお世話になってます部品会社のI君が来て不思議そうに何をしているのかと見ており一度作業をやってみたいとの事で今回ウレタンを削るペーパーがけを一緒にして頂いたのですが、写真を見ても分かる様に手先で研いでいるだけで、削り落とすペースが遅いので腰に力を入れて研ぐと指導したら大汗をかきながら疲れきっていてもうダメと言って今度は腰を振りながらしてましたので、私と交代してサンダー(パテ研ぎに使う機械です)で削りましたらスピードの違いにあ然としていたI君でした。
私共が日々してます作業は簡単そうに見えるのですが、すべて手作業であり経験がないと出来ない事ばかりでI君も最後に言ってましたが非常に難しいと実感してました。ちなみにこのフェンダーも左右同じ形にしなければいけないのと、アールの出し方が難しいです。あと、この上にFRPを貼ってパテで成形するのですが、形を正確に作らないとパテ付けの料と厚みが多くなってしまうので、ラインも正確に作らなければいけません。 出来上がりは写真の様に仕上がってますが、この後タイヤを取り付けて地面に接地させてタイヤとの距離や左右のバランスを確認して再度成形して完成させます。
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Posted on 2007/06/03 Sun. 00:00
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i-ba様ポルシェ911です。タイヤを取り付けて地面に接地させてタイヤとの距離や左右のバランスを確認した所どうも右側の下部が削り過ぎていて左右違っていたので、下部のみ発泡ウレタンの形を修整して作り直しました。今回の場合ですと後ろ側から見た形がタイヤの被り具合いで左右の違いが目立ちますので同じ形状に制作してます。
原型となる部分が出来上がり後、まずウレタンの上にFRPを1プライ張り合わせて形となる部分を作ってます。 この作業はガラス繊維のマットにFRPの液体(樹脂)を浸透させてマットを張り合わせるのですが、この時にガラス繊維のマットとの間に空気が入らない様に作業します。一度作業した事のある方は解ると思いますが、これが以外と難しくただ単にハケなどで作業してますと至る所に空気が入りってしまいますが、これにはFRPのエア抜き専用のローラーが販売されてますのでこの工具を使用しますと簡単かつ綺麗に貼れますので一度試して見て下さい。ちなみに金属製で出来ていてボルトのネジのピッチ部の形をした丸いローラーで、大きさも色々とあり価格もそんなにしませんよ。 あとFRPの樹脂と硬化剤の配合を正確に配合しなければいけません。硬化剤が規定配合より多いと樹脂が乾燥時に発生熱を出し反りを生じてしまったり、逆に硬化剤が少ないと乾燥しても硬化不良になってしまいますので、重量比でデジタルはかりで計量しなければいけません。目分量は絶対ダメでトラブルの原因となります。でもこれは通常使用してます塗料もすべてそうですか、、、。適当が一番ダメです。あとFRPは自然乾燥が良いです。加熱して強制乾燥(温度にもよりますが)しますと反りが出やすくなります。
出来上がりは写真の様になってます。 |
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Posted on 2007/06/04 Mon. 00:00
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先週からパテ等の下地関係を塗装経験歴42年の方にお願いして作業して頂いてます。
昭和40年(私の生まれた年です)からこの業界に入り以後塗装一筋で仕事して来た方で、今の時代とは違い上下関係が非常に厳しくスプレーガンを使って塗装をさせて貰う前に下地工程のバテ研ぎをして10年目にしてメタリック塗装(大昔は特殊塗装だったそうです)を初めてしたて言う位下積みが長い時代の頃の方です。今ですと下地のパテとかの下地工程より上塗りを優先して仕事を覚えていく方法の時代(私もそうでした)であるのですが、実作業は上塗り塗装をする工程より下地工程の方が技術的にも非常難しくあり経験を積まなければパテ研ぎ等の作業は出来ません。 パテ研ぎとは、パテ付けした状態で仕上げる形になる様に付けられなければいけないのですが、これが非常に難しくパテ付けのヘラの角度、力加減、スピードで仕上がりが変わります。最初の方はそうでもないのですが、仕上げのパテは限りなく薄くパテ付けしたのが形状になっていないとパテが研ぎ難くなります。
ちなみに写真一番上が塗装経験歴42年の方が仕上げのパテを付けた写真で薄く均等にパテ付けしてあり写真一番下が乾燥後仕上げのパテ研ぎを終えた写真で見比べて頂くと解ると思いますが、パテ付けしたのと研ぎ終えたのがほぼ同じ状態です。簡単に説明しますとパテ付けしたときに仕上げる形になっていてパテの表面をさっと研ぐ程度で仕上げてます。これはパテを研いだ事がある方は解ると思いますが、そう簡単に出来る作業ではありません。まさに職人技です。最近この方のパテ付け、研ぎを見てますと私自身も下地に対する技術大変勉強になる日々です。
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Posted on 2007/06/05 Tue. 00:00
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i-ba様ポルシェ911先月終えてました二個一のリヤバンパーの接合面のパテ研ぎ出来てます。
作業前は2つのパーツを組み合わせて形になるのかと少々不安でしたがパテでの成形後は写真の様に完璧に仕上げてます。商品裏側を見ない限り2つの商品を組み合わせて作り上げているのは解らないレベルまでに仕上がってます。 写真真ん中の状態での仕上がりになります。ちなみに四角い穴の数が違うのは接合場所が違う為であると共にオーナーから、ダクトが二個開いてる形で仕上げて欲しいとの要望でこうなってます。 但し本日オーナーからダクトの形状や数を変更すると連絡受けてますので再度四角い穴は埋めます。
フロントバンパースポイラーも各部修理終えて今日リヤウイング、RSセンターバンパーをサフェサー塗装終えています。今までに何度か説明してます用にFRPの商品場合ピンホールとハジキ防止の為にサフェサー塗装を塗装してます。サフェサーは商品の下地の状態で色々と使い分けているのですが、今回はスタンドックスの2:1を使用して仕上げてます。
あと、この911の持ち主の方i-ba様方々が発起人となってイケダエンジニアリングツーリングクラブを発足させると共にホームページを製作してます。アドレスはhttp://www.ie07-porsche.info/index.htmで、トップページにも記載されてます様に世界一敷居の低いポルシェの集まりのクラブで、皆さんとても人柄の良い方々でとても楽しい集まりですのでぜひポルシェにお乗りの方一度見て下さい。 |
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Posted on 2007/06/08 Fri. 00:00
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