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360モデナ下地のサフェサー塗装終えています。
以前にバンパー等のパーツに関してはサフェサーは終えてますが、車本体については塗装ブースに入れての作業になります。 通常ですとスタンドックスの4:1のサフェサーで作業するのですが、今回は2:1のサフェサーで仕上げてます。スタンドックスの場合下地のサフェサーについては4:1と2:1の二種類があり違いは1コートでの膜厚の差で4:1に比べて2:1については粘度が薄く肉持ちが少なく仕上がります。 但し、サフェサーの固さが違うのと塗り上がりが平坦になりますが、ペーパー目に対してはパテでの下地が悪いと出でしまいますので、細かい番手での仕上げが必要とされますが、スタンドックスでのサフェサーにおいては2:1が一番良いとされてますので使用してます。但し、硬化剤の量が多いので、どうしてもシンナー抜けが非常に悪く冬場は使い辛い一面もありますが、、。あと新品パネルの下地にも2:1使用してます。
この車以前にも紹介してますが、塗装歴42年の職人の方に作業お願いして作業いるのですが、塗装ブースへ入れる前に車全体をエアブローしてます時に右リヤフェンダーにボカシでの補修跡のキワが2箇所(赤色の枠)を見つけたのですが、たぶん新車時の補修の跡だと思われます。写真で写る様に細かいペーパーで足付けしたらはっきりと出でますが、作業前はほとんど解らないレベルで補修されていました。 新車と言えど細かいキズなどで再補修されている車は有るのですが、輸入車についてはやはり船便で日本に来たりメーカー側のお国の感覚の差等で多いのは現実なのであるのですが、、。 ボカシでの補修の場合は年月が経過しますとどうしてもボカシ際が出で来て解ってしまいますが、この車については凄いレベルでの補修がされていました。さすが、フェラーリですね。 |
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カテゴリ: フェラーリ 360モデナ
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Posted on 2007/09/01 Sat. 00:00
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当社のポルシェ911て゛すが、先週のフロントバンパーに続いてフロントオーバーフェンダーの加工に入ってます。
まず、ワイド化にしたフロントバンパーを付けて改めてオーバーフェンダーとの接続部と形状を確認した所 写真一番上の様に全く形が合っていません。 その中でもオーバーフェンダーは1/2ドア側についてはボディとのスキ間もほとんど無く形状が合っているのですが、残り半分フロントバンパー側については合って無いので、993と真半分ドア側については964と同じ形状なのが解った事でもあります。 でも解っても何も今やってます作業には無関係ですが、、、。
作業についてはどうしょうかと色々考えたのですが、合わない形状の部分を新たに製作する事にしました。 半分は形状が合ってますのでそのまま使用する事で残しカットして取り除き新たに作り直す事にして、その原型となる部分を製作しています。 仕上がったのは写真一番下の様になっていて白色の部分が原型となる部分で、これをベースとしてFRPにて作り直しの作業になります。 ちなみに反対側も同じ作業工程で仕上げてます。
でも、この原型部が出来上がった状態で車全体を見た時にやっと形になったなあと思いました。まだまだ細かい所は新たに手を加えないといけないのではありますが、全体的な完成の雰囲気が掴めて完成への出口が見えてきたのでホットした日でもありました。
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Posted on 2007/09/03 Mon. 00:00
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フロント事故修理で入庫してますステップワゴンRF1です。 フロント事故により、運転席、助手席エアバックが炸裂、シートベルトも同時にロックすると共に何故か右リヤクォーターガラスが割れてます。 サイドメンバー(フレーム)はそれなりに曲がりはあるのですが、エアバックが開く程の事故かなと疑問に思う程度で、国産車のエアバックについては展開する事により色々な2次事故を誘発する危険がある為に、事故の状況が相当酷くかなりサイドメンバーが挫屈して曲がらないと開かない様になっているのですが゜、今回の事故については何故か開いてます。 それと同時に不思議なのは、右リヤクォーターガラスが何故割れているのかですが、私自身もこの様なケースは初めてで疑問ではあるのですが、考えられるのはエアバックが開く時の車内の内圧の急激な変化により割れたのではないかと考えられます。事故当初は車全体の捻れによる為かとも思いましたが、それでしたら各部に歪みが生じてきますので今回は違います。 ただこの車室内にはオーディオの大きいウーハーがありそこに割れたガラスが散乱してしまってますが、、、。
ジグでフレームを修正するのに、その車種グローバルジグ専用フレームチャート(写真真ん中)を修正機販売メーカーのスピーディからデーターを頂いて、そのチャートに記載されてある寸法に修正していくのですが、最初に頂いたデーターは間違えている物でフロントフレームの高さが左右23㎜も合わずに原因が解るのに時間がかかってしまいました。今までその様なケースは無かったのと、どうしてもチャートに頼ってしまいその数字が正しいと判断してしまうので、チャートに記載ミス等がありますと今回の様に訳が解らなくなり逆に時間が掛かってしまいますね、、、。 |
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Posted on 2007/09/04 Tue. 00:00
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先月末に塗装したらフロントグリルが溶けてしまって塗装出来なかったパジェロの件ですが、メッキタイプのパーツに交換する事になり、新品部品を取り寄せたのですが、商品一番表面がメッキされていて、その奥部分はシルバー色に塗装されてましたので、塗装されている塗料を剥離して取り除いて全面オールメッキ仕様にしてみました。
作業的は、シルバーに塗装されてます部分に剥離剤(リンハ゛)を塗って塗料を取り除いて下地のメッキ部分を出すだけなのですが、何分塗装されてますシルバーが剥離剤で反応して浮き上がって取れて来なくて困るのですが、、、。 剥離剤を塗ると塗料が柔らかくなりプラスチック製のヘラで擦ると取れてくる状態なので、何回も剥離剤を塗り根気よく取る作業になります。 最終仕上げはラッカーシンナーで拭き取りますが。 メッキ処理がしてあれば、剥離剤は素地のプラスチックには浸透しないので商品が溶ける事はないので商品が変形する心配はないのですが、一部メッキしてある商品だとメッキしてない部分は素地のプラスチックになりますので、確実にプラスチックが溶けてしまいます。 商品の裏面を見ますと、全体がメッキされてます商品はまず表面は全メッキの商品になってますので、剥離して作業出来ます。
昔ですと、ジャパン(前期型)のテールランプの枠がつや消し黒に塗装されてましたのを剥離して全メッキにしたり、ハイエース(LH系)のフロントグリルのシルバーを剥離して全メッキにした事があります。 車種によってはこの作業方法で塗装されてます塗料を取り除いて全メッキにできますので関心を持たれた方は一度作業してみて下さい。薬品の臭いと皮膚に剥離剤がついた時の痛みに耐えられ根気のあるた方でしたら自分でも作業出来ますので、、。 写真一番下が今回した完成写真です。 |
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Posted on 2007/09/06 Thu. 00:00
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当社のポルシェ911 です。
先週フロントオーバーフェンダーの原型となる部分が出来上がっていた部分に、仕事の合間を見て表面のFRP貼ってありましたので、今日裏面からFRPを貼り合わせて形に削って仕上げて、車に仮合わせした所新たに製作している部分の形が明らかに変形してしまってました。 写真一番上の様に、車に対してオーバーフェンダーが内側に反ってしまっていて、最初に製作してます形から明らかに変形してます。 原因は型取りした表面がFRP1プライに対して裏面から2ないし3プライFRPを一度に貼り合わせして作業したのですが、FRPが硬化する時の反応熱で反りが発生したのが原因です。 硬化剤に対しては規定値をデジタル計りで正確に入れておりますので、問題ありませんので。 表面をもう1プライFRPを貼っておれば強度もあったのですが、ぺラペラの型に一気に貼ってしまっていますのが反りの原因です、、。それと今日の熱い気温もありますが。 リヤは硬化時の発生熱で反りが出ない様に注意してFRPを貼り合わせしていたのですが、フロントについてはそんなに作る部分が大きくないで問題ないと判断したのと、FRPを表面に貼り重ねるのをめんどくさく作業してますのも問題点でもありますが、、、。
右側についてはなんとか使用出来るのですが、左側についてはここまで形が違うので、再度作り直しする事にして作業やり直ししてとても作業の進まない1日であり疲れました。次の休みまでに時間の合間に左右のオーバーフェンダー作って取り付けベース部と張り合わせしないと思うと同時に時間がありませんので、、。ちなみに今日は写真一番下まで作業してます。 尚、写真に写ってますのは本日作業最初と最後にお手伝い(当社の事務所で自分のブログ更新とポルシェ探しをしてました)してくれた白ビーさんです。 |
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Posted on 2007/09/09 Sun. 00:00
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