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スバルインプレッサのインマニの結晶塗装です。
新品時にも結晶塗装がされていたのですが、長年の月日で塗装が劣化してしまい各部塗膜が剥がれてしまっていて写真の様になってしまっていたので、再度塗装を仕直す事になり作業を始めました。 最初下仕事としてオイルがインマニの中に溜まっていたのと各部の汚れを取る為に灯油で綺麗に洗浄してから旧塗膜を剥離剤で除去して下地を調整してます。 旧塗膜を取るのにはサンドブラストで作業した方が効率が良いのですが、当社には無く剥離剤で作業しているのですが、最近はBOX型のサンドブラストも安くなってきてますので購入したいと考えてはいますが、、、。
下地が綺麗に仕上がってから、金属の素地と塗膜との密着を高める為に専用プライマーを塗装してから結晶塗装の塗料を塗っていきます。 結晶塗装とは、専用の塗料を塗装してから塗膜を120度まで高熱を加える事により塗膜表面が写真一番下の様な模様に仕上げる塗料で、エンジンのタペツトカバーによく使用されてます塗料で、今回作業してますインマニも塗料を塗装してから短波で加熱したのですが、材質の厚みがかなりあったのとタコの足のような形の為になかなか熱がかからず苦労したのですが、仕上がりは温度差による結晶模様のムラもなく綺麗に仕上がってます。
尚、よく色々な商品に結晶塗装出来ませんかと言った問い合わせを頂くのですが、結晶塗装の場合塗装後に熱を加えるのにも限度があり高熱に加熱出来る釜でもあれば大きい物でも作業出来ますが、当社では短波でしか加熱出来ないのでこの大きさまでしか塗装出来ませんが、結晶塗装に関心のある方問い合わせお待ちしております。
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カテゴリ: 塗装
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Posted on 2007/11/23 Fri. 00:00
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プライマーを塗装した状態です。
ペーパー等による足付けが出来ないので、この様なプライマーで塗膜との密着を高める下処理になります。
洗浄後、剥離して金属の素地になった状態です。
旧塗膜を取り除くのには結構手間がかかる作業ですが、綺麗に取り除かないと再度塗膜剥がれのトラブルの原因になります。
作業する前のインマニです。
塗膜の密着があまり良くなく、メーカーで塗装されてました結晶塗装がボロボロと取れている状態でした。
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Posted on 2007/11/23 Fri. 00:00
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