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各パーツの塗装をすべて終えボディの磨きに入ってます。
どんなに高性能の塗装ブースがあっても塗装中のゴミ(小さいホコリ等)をゼロで仕上げるのは無理であり、現実的には車の隙間にあったゴミや作業者から出るホコリがありこれを無くすのに隅々までエアプローをして塗装時には塗装専用の防塵服を着て塗装するのですが、ゴミはどうしとても付着してしまう物であり最終仕上げの磨きの工程で取り除き仕上げます。
当社で使用してます塗料スタンドックスのクリヤーは乾燥しますと塗膜面は非常に硬くなりキズが付きにくくなるのですが、その反面塗装面にゴミが付着した所を耐水ペーパーで研ぎ落としコンパウンドで磨きキズを消すのですが、クリヤーの硬い為ポリッシャーで磨いてもキズが消えないので耐水ペーパーもまず2500番で研いでからさらに3000番で2500番のペーパーの目を消してからポリッシャで磨くのですが、3000番の耐水ペ-パーのキズがコンパウンドで磨いてもなかなか消えずとても根気と時間がかかる作業になってしまいます。 国産の塗料ですとここまでの塗膜の硬さはなくゴミ取りのペーパーのキズを消すのにもそんなに時間もかからずに楽なのではありますが、塗膜の硬さはありませんが、、、。 スタンドックスの場合磨きにおいては作業者泣かせではありますが、耐薬品性(塗装面をラッカーシンナーで拭いてもまったく問題ありません)に優れていると共に光沢性がありツヤ引きもなく仕上がりは非常に良い塗料であります。
今回もマスキングから始まりゴミ取りのペーパーがけをしてからポリッシャーでの磨きに丸1日かけての作業で仕上げてます。 いつも磨いていて思うのが、車の磨きとは根気強さが最終的に仕上がりの良し悪しを決める工程ですね。
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カテゴリ: フェラーリ 360モデナ
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Posted on 2007/11/27 Tue. 00:00
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