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360のヘッドライトですが、ハウジニグがボディ同色になってますので今回白色に塗装するのにあたりレンズゃ反射板等の附属部品が接着材で張り合わせて作られている為分解する事が出来ないのでマスキングをテープにて作業したのですが、ハイビーム側の反射板のメッキがテープの粘着力にて剥がれてしまい(ほとんど密着していません)写真一番上の様な状態になってしまいどうしょうかと考えた時にメッキになる塗料(非常に高価な材料でした)があるのを思い出し今回作業して見ました。
マニュアルによる作業手順は下地にビカビカに光る黒色(塗り肌が無い状態)を塗装してからメッキになる特殊顔料(非常に乾燥が早く粉になる様な塗料でした)をエアブラシのスプレーガンにて薄く丁寧に2回程塗った後クリヤーにて仕上げる手順でテストピースで確認したのが写真真ん中であり、クロームメッキみたいにギラギラとは光りませんでしたが、確かに鈍い光のメッキになって仕上がってましたので、この手順でヘッドライトを塗装したのですが、どうも黒いままでメッキにならず変だと気づいて塗装を中断して確認したのですが、原因は光の屈折具合でメッキに仕上がって見えたり黒っぽく見えたりする方向性を持つ塗料だと判明しました。ヘッドライト反射板の形状が内側に向かって絞り込む為に黒く上がってしまいメッキにならないのですが、逆に形状が反対だったらメッキになって仕上がったのかと思ったらこの塗装作業には参ると共にあくまで簡易的にメッキ調に仕上げる塗料にしかすぎないのが解りましたが、、。 いずれにしろこれではだめですので、今回はオーナーと相談した結果メッキ塗装を専門(特殊な機材機器を使用して塗装します)としてます業者に外注依頼してクロームメッキ同様の塗装仕上げをお願いする事で進める事にしました。
でも、私が作業してましたこの2日間は何だったのだろうと考えさせられる日でもあり正直一言疲れる出来事でした、、、。
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カテゴリ: フェラーリ 360モデナ
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Posted on 2007/12/03 Mon. 00:00
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最近めっきり寒くなり福井市内も何時雪が降って来ても不思議でない気候になってます。 冬の間は工場内を暖房してますので、入り口部をビニールカーテンで締め切っていますので、工場内への出入り口は正面右側のドアを開けてもらいますと部品倉庫になってますので、そこを通り抜けて工場に入って来て下さい。入り難いかもしれませんが、誰かが居る訳でもないので勝手に入って来て頂ければ工場内で作業していますので遠慮せずに出入りして頂ければ宜しいです。 ちなみに事務所のドアを開けますとシュナウザー2匹が吠えて迎えてくれますが、、、、。 逆にこの吠える声がインターホンの呼び出しベルの変わりをしてくれて工場内で仕事をしていても誰か来たのが解るのでもありこちらから出て行く事も多々ありますので安心して下さい。
冬の工場内の暖房は小型のジェットボイラーと塗装ブース運転を使用して塗装及び乾燥時に作動しますボイラーの排気の温風を工場内に取り入れてます。 写真真ん中のダクトがそうなのですが、夏季の熱い時は右側にある弁のダイヤルを回して外に排気しているのですが、寒い冬には弁を閉じて工場内に乾燥時のボイラーの排気熱を取り入れて暖房に利用しています。 最初は臭いが問題ないかと気にはなってはいたのですが、塗装ブースに使用していますボイラーは燃焼効率がとても良くほとんど臭いもなく塗装完了時に乾燥してます間は工場内はさらに暖かくなり真冬でも暑い程迄になってます。 但し塗装ブースのボイラーやジェットボイラーの燃料は灯油であると同時に塗料やシンナーを初めビニールの調色カップまで日常仕事て使用してます材料すべてが原油高によって値上がりしてしまい1年前から見ますと高くなったなあと日々感じますが、、、。
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Posted on 2007/12/05 Wed. 00:00
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フロント部を軽度事故にて損傷を受けて修理していましたプラドです。フロンドバンパー一式、フロントグリル、フロントバンパーガード、フォグランプ一式、エンジンアンダーガード、フロントロアエプロン部品交換でコアサポート修理の作業内容が車両保険での修理でした。
事故修理といっても車両保険に加入していて修理代金全額を保険会社で負担してくれて事故負担ゼロで修理出来るケースと車両保険に加入していないもしくは事故の過失分事故負担で修理代金を支払う2つのケースがあります。 今回修理してますプラドの場合は車両保険での修理なのですが、事故時に付いていました社外品の後付けパーツのフォグランプやグリルガード等のパーツの代金も保険会社が支払いして頂けますので修理金額を気にする事なく損傷のあるパーツすべては新品部品交換で作業してますが、車両保険に入っていないと損傷のある純正パーツと修理代金プラス後からお客様が取り付けした社外品の部品代になってしまいますのでどうしても自己負担修理代金は高額になってしまいます。 先程紹介してます様に後付けパーツに関しても全損にならない限り保険会社が支払ってくれますので、車をドレスアップしています方は特に車両保険に加入した方が良いですよ。車両保険が高いといつても車にかけるパーツ代よりは安いのと万一の事故時には車にかけた金額を保険会社が見て頂けてますので車両保険に入るのをおすすめします。 でも、保険会社が修理代金を支払ってくれるのは1回限りですので保険での修理の場合は信頼のおけるお店選びが重要ですが。
プラドについては通常の修理後事故前に作業してありましたメッキバンパーを艶消しブラックとフロントグリルとコーナーランプもメッキだったの部分を艶有りのブラックとフロントロアエプロンをボティ色に塗装して仕上げて写真一番下の様に完成して本日納車しています。 今回はどうも有り難う御座いました。
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Posted on 2007/12/07 Fri. 00:00
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先月末にブログで紹介してますシグナスですが、修理箇所は左フロントフェンダーと左フロントドアのキズ修理で写真真ん中の状態になってます。 塗装面のキズの場合爪で引っかかりがありますと再塗装が必要になってしまいます。逆に爪でのかかりがなければ塗装表目だけのキズですのでコンパウンドでの磨きで取れますので再塗装しなくても綺麗になります。シグナスも最初見た時はコンパウンドにての磨きで取れるかと思ったのですが、キズは深く爪でのかかりもあり再塗装が必要で作業にかかってます。下地といってもこの程度でしたら塗膜をサンディングにてキズの深さまで研ぎ落としてサフェサーでの仕上げになります。状態によっては下地の金属までいっているようなキズだとサンディングにて塗膜を研ぎ落とすと色の段が生じてしまいますのでパテ作業が必要になりますが、今回はここまでは酷くなくサフェサーで作業してます。
塗装をするにあたり附属部品をマスキングで作業するするのではなくてパーツをすべて取り外してするのですが、以外と大変なのがこの作業でメーカーでの車作りはプラスチック部品でのクリップ(穴にはめ込みますとパネル裏面にて爪が広がって固定するタイプがほとんどです)ではめ込みで取り付けされているのですが、この部品を外すのには裏側から広がってますクリップの爪をプライヤー等摘んで1個ずつ取っていき取り外すのですがなかなにかうまくいかずに壊して取り外すケースがほとんどになります。メーカーは車作りの工程でパーツをはめ込むだけで部品を取り付け出来ますので作業性は良いのですが、これを取り外すとなると結構手間もかかると共に中には破壊して取る事しか方法の無いパーツもあり再使用出来ない物も沢山ありどうしても部品代がかかるのが現状です。 自動車メーカーも取り外す事も考慮して車作りをして頂けると私達修理の現場で作業していても助かりますのですが、、、。でもこの点を考慮しているのが輸入車で多く逆に取り外しが簡単に出来る用に作られていていますが、特殊専用工具が必要なケースが多くいずれにしろ最近はこういったパーツの取り外しは結構大変な作業になってしまいある意味塗装するより悩ませられる工程の1つになります。 |
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Posted on 2007/12/08 Sat. 00:00
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福井は最近めっきり冬形の天候で何時雪が降っても不思議ではない日々が続いていてます。
家族の車や代車については今週初めにすべてタイヤ交換は終えており今日最後の車積載車のスタッドレス交換しました。 どうしてもタイヤが大型で重いのと保管してある場所から出してくるのが大変な為積載車のタイヤ交換については結構重労働になってしまうので何時も休日での作業になってしまいます。 積載車については幾らスタッドレスを履いても車を積んでいないと後輪が非常に軽いので雪が積もりますとすぐ動けなくなりさっぱりダメで、道路が圧雪の状態の時は事故車の引き上げにはとても行ける車ではないのであまり効果はないのですが、降雪時の走行に危ないので毎年タイヤ交換してます。
この車平成7年式で新車購入から12年使用していて、今年初めに2度目の全塗装しており2回とも同じワインレッド色で塗装してます。 当社ではトラック関係の修理は一切していないのと、塗装ブースに入る車の大きさではないので作業出来ず大型専門で塗装してます所でお願いして塗装してますが、、。
仕事柄と個人的にも不格好なのは嫌なので、積載車もメッキパーツでそれなりに仕上げて大事に日々使用してます。 ちなみに凹みや擦りキズはないですよ。 この車ばかりはカッ飛びではなく、もっぱら超安全運転で乗ってます。 |
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Posted on 2007/12/09 Sun. 00:00
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