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カテゴリ: オールペイント
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Posted on 2008/02/01 Fri. 00:00
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フロント部補修で本日塗装した日産セレナでカラー番号QT1(3コートパール)なのですが、ベース色の白を塗装を終えてフェンダーを見たら、塗装面にちぢれ(リフティングとも言います)が発生していました。
ちなみに写真一番上と真ん中がその状態で、塗膜が浮き上がってしまうのが塗装で言うちぢれであり、一旦この様になってしまうと、塗れば塗る程ちぢれが酷くなるだけで当然仕上がりもそのままの状態になってしまうので、ちぢれが発生してしまうと塗装を中断してちぢれ部を手直ししなければいけなく、その対象方法が悪いとその後に何回塗っても直らずどんどん悪い方に行ってしまうのでその時の処置がとても重要であり最も塗装経験を必要ともする所なのですが、、、。
今回のこのフロントフェンダーについては新品部品であり、いつも通り新品パネルに2対1のサフェサーを塗りその後に上塗りをしたのですが、何故か新品パネルを研磨した時に出た素地の金属部の所がちぢれが発生したのですが、この様なケースは初めてであり原因は不明ですが塗装をする現場からしますととても困る状態には違いありません。 ちぢれ面をペーパーで研ぎ落とし再度塗装したのですが、塗装時間がとても長くなりてとも時間が掛かって仕上げてます。 今日朝から調色を始めてサンディングしてマスキング後塗装を始めちぢれ面を手直しして塗り直しして仕上げたら今日一日掛かってしまいましたが、無事塗り上げられ仕上がってますが。
正直塗装面のちぢれとハジキに関しては、目で確認する事は不可能であり、塗装を始めてから解るトラブルであり何時の時もスプレーマンの悩みのトラブルになるのであり、対処方法はその時によってまちまちでマニュアル通りにいかず最良の対処方法は経験が必要ですね。 |
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Posted on 2008/02/02 Sat. 00:00
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サバーバンですが、パテ研ぎを終えボディの方はサフェサー塗装まで終えてます。
今回アルミとタイヤも交換すると同時にオーバーフェンダーも交換してます。交換したオーバーフェンダーのメーカーはゼノンで商品の材質はお決まりのウレタン製であります。ゼノンは最近は取り付けした事がなかったのですが、商品を見ますと10年程前にアストロやカプリスのローダウン車のエアロで使われていたメーカーでよく塗装していたのを思い出すと共に材質は昔と変わらないウレタン製でした。 このゼノンの商品の場合素地のウレタンのままでありプライマーなどのサフェサー塗装もされてなく、商品に平気で荒いペーパーで表面を研いであったりしていておもむろにアメリカ製だと思わせるメーカーですが、、。 よって下地を的確にしないと塗装後、塗膜剥がれやヒビ割れが出やすく塗装しにくい材質でもあります。 あとウレタン製の商品の場合、塗装後に乾燥の為に塗装ブース内を70℃まで温風にて上げて強制乾燥させるのですが、ゼノンの商品の様にウレタン製ですと温風の温度で非常に柔らかくなり商品自体が変形してしまい、強制乾燥後にはかなり商品が変形してしまっていつも困らせられます。 ウレタン製ですので商品自体が割れないとの最大のメリットですがその反面塗装屋泣かせの商品です。
今回はこうした作業性の悪さと塗装する色がマット色でありますので、取り付けしてから塗装する事にして先に下地のサフェサーを塗装してます。 その後、接着剤にてボディに張り合わせして取り付けします。 |
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Posted on 2008/02/07 Thu. 00:00
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ポルシェ914(ワーゲンポルシェ)1974yお客様の依頼で一緒に昨日夜富山県まで引き取りに行ってきました。
ポルシェ930ターボからの乗り換えのお客様で、かなり以前からポルシェ914を探していてネットで探し現車確認無して購入を決め富山に行ってます。 この時期の北陸は路面の凍結があり夜間走行が危ないのを覚悟で行ったのですが、富山県は福井よりメチャメチャ寒く夜8時の時点で道が凍っていて積載車のタイヤが滑る中の引き取りでした。 この車の所有者はレストランのオーナーでガレージにはフェラーリテスタロッサ、フェラーリ355、コブラ(もちろん本物)オースチンヒレー、日野コレッサが置いてありどれも良い状態の中にこの914がありましたが、当然夜の為まともな確認も出来ず積載車に載せて、オーナーとは朝が楽しみですねと帰ってきました。
今日の朝積載車から914を降ろし現車を確認したのですが、塗装にひび割れが若干あるのとドア下部にサビがありましたがステップやリヤフェンダー下部に腐りも無くフロアの状態も良くボディの状態は73yだと考えますととても良く、内装も一部センターコンソールが壊れている以外はシートやダッシュもしっかりしていて良好でありました。正直私自身ここまで程度は良いとは思っていなかったので驚きましたのですが、バッテリーが弱くてエンジンはかかりませんでした、、、。
この車一緒に福井ツーリングに参加しますので皆さん見て下さい。 最後にファミレスでの食事生涯忘れませんよ。 何事も書類は大事です。 |
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Posted on 2008/02/09 Sat. 00:00
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石川県スタイルコクピット金沢様からの依頼S14シルビアでFRPフロントフェンダー交換とリヤウイング加工取り付け作業で、2年程前にスポイラー一式修理塗装をした事がある車ですが、今回も依頼頂いて作業してます。
FRP製のフロントフェンダー交換場合、商品の良し悪しでかなり作業時間が変わりますので、実際に取り付けをしてみないと作業時間が解らない所であり、例えば取り付け部のボルト穴が合わないとの事でヤスリで長穴加工して取り付け出来るレベルでしたら取り付けも簡単なのですが、商品の大きさや形が違ったり、スキマが全く合わない等でFRP製のフロントフェンダー交換は結構大変な作業の一つであり、要は取り付けする商品の出来次第で違います。 雑誌等で良く出てます格安のFRP製のフロントフェンダーですとほとんどが中国製であり、まず綺麗に取り付けする事は不可能な程形が全く違い酷い商品がほとんどで、ただ漠然と商品が付いていれば良い方はそれでも良いかもしれませんが、通常は取り付け出来ないと考えた方が良いです。 又、中国製の商品の場合ゲルコートの材質も違い塗装後の艶引きやブリスターが出る事が多いのも特徴でただ安いと言うだけで商品レベルはかなり下であり、過去にも書いてますが当社では中国製のエアロバーツの取り付けは一切していません。塗装に関しては先程説明したトラブルを承諾して頂ければ作業しますが、、。でも私的には商品代金を抑えたいと思っても格安のエアロパーツは買わない方が良いと思います。
今回のこの商品(もちろん日本製です)は割とすんなり取り付けは出来たのですが、ヘッドライト横のコーナーランプが入り込む大きさが無く取り付け出来ず一部FRPにて作り直して作業完了してますが、手間はどうしても掛かる工程になります。続いてリヤウイングの加工します。
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Posted on 2008/02/09 Sat. 00:00
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