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写真一番上ですが、左右の腐り部以外にリヤパネル側のフロアも腐りにより穴あきが生じていたので同様に鋼板で新たに製作して切り接ぎ溶接して仕上げてます。 写真右端に黒色で見える丸い後は、平な面を両方から溶接して切り接ぎをしますと溶接時に発生する熱で歪みが出てしまいそれをとるのに酸素で加熱してハンマーリングで絞りをした跡で、溶接時に歪みが出ないように溶接していくのですが、最終的に伸びが生じますと酸素で絞りでの作業で、鉄を絞るにはただ加熱すれば良い訳ではなく熱をかけていく所の順番もあり奥深い分野でもあるのですが、、。
フロア部の腐り部の修理を終えたら次に防錆の為裏側をアンダーコートで一面を塗装してます。 ロアエプロンを取り付けしてしまいますと作業的に塗装しにくく、作業出来ない部分もありますので先に写真の様に2液型のウレタン製のアンダーコートを塗装してます。
ロアエプロンの裏側も防錆の為、アンダーコートを塗装してから取り付けしてます。今回ロアエプロンの取り付けにはパネルボンド(接着剤)を使用して取り付けしてます。 溶接で作業しますとどうしてもどうしてもサビやすくなりますのでパネルボンドで作業しているのですが、パネルボンドはバイスで加圧する事によりより高く接着するのでパネルを数多くのバイスで固定して接着します。ちなみにパネルボンドはマニュアル通りに作業すればもの凄く引っ付き溶接以上の接着をしますよ。 誰でも一定レベルの仕上げで作業出来ますので使い方一つでとても良い工法であります。当社でもかなり以前から使用してますが、クレームも無く作業してます。 ただ、材料代が高いのが欠点で、なぜか販売されてかなり経つのに安くならず割高な材料費を発生しながら使用しているのですが、、、。 引き続き作業進み次第報告します。 |
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カテゴリ: 修理
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Posted on 2008/03/29 Sat. 00:00
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フロア腐り修理のミニですが、左側同様右側も腐ってフロアに穴が開いてます。 ただ右側と比べますとまだ良くはありますが、腐って穴が開いているのには変わらず、作業工程そのものは同じ手順での修理になります。
写真一番上がリヤのサブフレーム取り付け部のブラケットを取り外したフロアの状態であり、トランク内部から見た状態では写真の所が腐食して穴開きしているのが確認出来ますが、フロア裏側(下回りから)見ますとかなり広範囲にサビが出ており、その部分を切り取ったら写真真ん中の状態までカットして取り除いてます。
左側より一回りカットした部分が小さいだけで あり、ミニの場合内部に腐りが確認出来ますとやはりここまでの作業になってしまいますね。
写真一番下が右側の完成写真になります。
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Posted on 2008/03/29 Sat. 00:00
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