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軽量化に伴いフロント部においてはエアコンユニットをAssyで取り外し燃料タンク等を元に戻し組み付けしてます。ユニットがあった場所においては、すべてを取り外しした状態ですとダクト等の穴が開いた跡が丸見えであるので小さい穴についてはゴムキャップで塞ぎ大きい開口部についてはFRPの板を当てすべて埋めそれらを隠す為に上部に付いてましたカウルカバーは取付してますので、一見しただけではいたって普通な状態になっております。
リヤエンジンルームにおいては、まず左側にあったヒータープロアファンのモーターと配管全て取り外しと、エアコンコンフレッサー及びホース一式取り外してエアコンコンプレッサーが付いていた台座部のブラケットをカットしてます。 見た目上よくないので、ブラケットは使用しないので取り外ししたかったのですが、構造上エンジンハンガーとブロックとの間にこのエアコンコンプレッサーのブラケットがある為に取り外しする事は出来ないので、ブロック部から上部に立ち上がって来ている部分をカットして取り除いてます。 ヒーター取り口の開口部についてはカーボン板で埋めて仕上げており、今回エンジンマウントも純正RS用からM'sのアルミマウントに換えてます。 さほど変わりはないと思うのですが、見た目にこだわりエンジンマウントとオイル注入口のキャップをアルミにしました。
エンジンルームについては今回の撤去作業で必要が無い物が無くなり左右のスペースがかなり開き自分的にも作業性も良く楽な仕様になって満足であります。
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Posted on 2008/07/01 Tue. 00:00
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今回製作しましたポルシェのフロアボードの塗装出来てます。 フロアボード何色を塗るか色々と考えていた所へ、クラック塗装があるのを思い出して一度塗ってみようと思い、塗料を取り寄せる共に塗り方も色々と調べ、まずはテストピースの塗り板で塗ってみました。 塗装の仕方については、一番下色になる下塗りの色を塗り色決め後、クリヤーを何回も塗り込みさらにクラック柄模様になる特殊な塗料(今回使用しているのはブラックになります)を塗りますと写真のようにブラック色の特殊な塗料が化学反応を起こしてヒビ割れ模様が出来さらにクリヤーを塗り仕上がりになるのですが、問題なのは均一なクラック模様を作るのが難しくヒビ割れ具合についてはベースコ-トでの色決め後のクリヤーの塗り具合(クリヤーの塗膜厚)で大きいクラック模様になったり細かいクラック模様になったりする為に均一に塗り込まなければいけなく、小面積であれば問題無いのですが塗装面積が大きくなってきますと一番の問題点になってしまいます。 現にテストピースで確認した時には、非常に綺麗なクラック柄で出来上がりを確認してからフロアボードを塗装したのですが、すべてに対して均一なクラック模様にはならず、大小色々な大きさのクラック模様になってしまいましたが、これはこれ1つのデザインとして見れば良いのかもしれませんが、、、。
フロアボードに塗装したのはグレーベースで仕上げてますが、写真一番下についてはオレンジ色をベースでの仕上がりになり、下色のベースで色々な感じに変わり、実際車の色に併せてオレンジ色ベースで最初考えて塗り板を作ったのがこれでありましたが、どうも車と合わないと思いグレー色で仕上げているのですが、ベース色の色違いでこれだけイメージの変化になります。 一度バンパーにフロアボード取付して又仕上がりの感じ報告します。 |
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Posted on 2008/07/04 Fri. 00:00
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Posted on 2008/07/06 Sun. 00:00
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クラック柄塗装についての続きですが、4日に塗装して仕上げたのですが乾燥時間の経過で 最終で塗り込んでいるクリヤーが艶引きと塗膜の痩せによりグレー色部分のひび割れ模様の所が窪んでしまった事でどうしても光沢感がなくなってきたのでクリヤーを研いで再度クリヤーを塗装してから取付してます。 クラック柄模様を塗装で作るのにラッカー系の塗料を使用する為、下に入り込む塗料が柔らかい塗膜になってしまってますので最終工程でスタンドックスのクリヤーを塗ってもダメなのは当然であり、再度クリヤー塗装したからといっても艶引きをおこさない分けでもないですが。 ラッカー塗料とは1液でラッカーシンナーにて希釈して塗装する塗料であり、塗料表面が乾燥するだけですので耐薬品や耐熱に非常に弱く、熱を加えますと塗膜は柔らかくなる性質であり、現在主流2液型ウレタン塗料のように硬化剤を使用しない為に塗料が乾燥後完全硬化しないで固くならないので、艶引きについては当然であります。 こういったカスタム系の塗料についてはラッカー系が多く通常使用してます補修塗料とはまったく違いどちらかと言うと色での話題性重視ですので致し方ない部分です。
艶引きと共にもう1点困るのはラッカー系のクリヤーを使用してますので、このクラック柄塗装した所は再補修出来ません。 先程説明した様にラッカー塗料は硬化しない塗料の為、再補修しますとかなり高い確率で塗膜がチヂレを起こしてしまい塗装が出来ず、剥離後の修理になってしまいます。 こういった点を踏まえますと、クラック柄塗装は小面積のパーツに塗装する塗料であり、大面積や塗膜を痛める部分に塗るのではない塗料かもしれませんね。 でも、パーツ単体でクラック柄塗装するのには面白い塗料でありますので、関心を持たれた方問い合わせお待ちしております。
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Posted on 2008/07/07 Mon. 00:00
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自動車の場合凹み修理に使う道具として鈑金ハンマーと当て板があり、鋼板裏面から当て板をあて表面からハンマーで叩き平らな面にする昔ながらの技法で、鈑金ハンマーについては釘を打つ大工さん等が使用するハンマーとは違い専用ハンマーになります。 通常ホームセンターで売っているハンマーはヘッドの面を見て頂きますと解るのですが、中心が丸く盛り上がった形状をしているのですが、鈑金ハンマーはヘッドの面が平らになって叩いた時に平面になるようになっており、そのヘッド部にも使用目的に合わせた作りになってます。
鈑金の場合ハンマーヘッドの面が平らになっているのは、最初に使用する粗出しに叩くのに使い、おおまなか形状になった後、ヘッドの面がヤスリ目になったのを使用して仕上げに使い平らな面を作っていきます。ヤスリ目については、鋼板を叩く事で必ず伸びが生じるので、それを防ぐ目的でギサギザになっており鋼板を叩くと共に絞り効果もありますので、絞りハンマーとも呼びます。木のハンマーについてはガスを使用して絞り時叩くハンマーになります。 当て板については金属の固まりであり、鋼板の形状に合った面を裏側から当てて使ったり、裏面から凹み部を叩いて出したりするのに使用します。 鈑金とは、裏面から形状にあった当て板を押し当てながら、表面からハンマーの平らな面を使用して叩く事で鋼板を平らにする工程で、どちらかというと叩くというより上手く当て板を当てるかがポイントになる作業であり、裏面に当て板が入るスペースがないと鈑金は出来なく、近年衝突安全ボディにより補強が増えた為に当て板が使えず鈑金出来る箇所もかなり限られてきており、最近ではハンマーで叩くよりスダットの機械を使用しての修理が多いですが、、。
最近知ったのですが、こういった時代の流れか鈑金ハンマーと当て板の販売元のTDKもなくなっていて、良い鈑金ハンマーも少なくなってきてます現状であります。ちなみに、写真に写ってますハンマーと当て板は20年以上使ってます。
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Posted on 2008/07/09 Wed. 00:00
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