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ジグ式フレーム修正機の固定ついては、4箇所足回りのアーム取付部にジグを取付して固定方法が主であり、今回作業していますテリオスキッドの場合ですと、フロントはサブフレーム取付ボルトで、リヤはコントロールアーム取付部のブラケットでの固定になるのですが、このリヤのコントロールアーム取付部のブラケットについては、角度が付けられております。 グローバルジク゛については、専用ジグタイプでの固定方法ではなくて、ジグを組み合わせて使用するユニバーサル式ですので写真一番下のように各車専用のグローバルジクのチャートがあり、このチャートに記載されてます数値に固定もしくは修正する方法で、このテリオスキッドですと、赤○印がリヤの固定箇所でありここに2度後方に向かって角度が付けてあるのがこのチャートに記載されます。
027と077のジグの組み合わせで、写真真ん中が固定した写真になり真ん中に0の数値があり目盛りがある所で角度を測定出来るようになってます。 足回りのアームの取付部については、こうした角度が設けてある場合が多く、角度修正になりますとジグでしか測定及び修正出来ないのが現状であり、適当に修正しても最終的にアライメントが取れずタイヤの変摩耗及び走行時の車の安定が保てなくなる原因になりますので、フレーム修正の場合こうした角度については、とても重要な箇所になってきます。
今回の作業ですと、写真一番下のグローバルジグの専用チャートに青色の○印がフロントの固定箇所になり、赤○印との4箇所で車の固定及び、修正機に対しての車のセンター及び高さの位置出ししてから、フロントの損傷箇所の測定及び修正になり、このチャート1枚の中にこの車のフレーム寸法全て(長さ、幅、高さ、取付角度)が記載されてます。
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カテゴリ: 修理
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Posted on 2009/02/03 Tue. 00:00
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