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先月22日作業分フェンダー延長位置出し部分をまず表面からFRPにて貼り合わせ固定したのですが、リヤフェンダーのタイヤハウスの形状が逆アールなのと、車高を落とした時の事を考慮して、元の高さより高い位置での取付をとした為に、カットした部分のフェンダー部がかなり高くなってしまいました。
フェンダーの丸み形状が外側に行くにつれて、あまり下がらずに並行な形を作る予定であるので、高さがあるのは別に良いとしても、写真一番上の形状を見て頂くと解るのですが、高いところで10㎜以上の突起形状での出っぱりになってますので、高い所を削り落とす作業を出来るように裏面から最初にパテを厚く盛ってから再度FRPにて貼り合わせしてます。
これで表面か高い所のFRPを削り落としていっても穴が開く事もなくパテの部分が出てきますので、この表面に表れ出て来たパテで成形する方法で表面から削り落とす作業を始めたのですが、最初はベルトサンダーにて削ったのですが、思うように削れ落とせない為、次にグラインダーでの削り落とし作業でした所削り落とすスピードは早くなったのですが、工場内がグラインダーで削り落としてますFRPとパテの粉が酷い為に窓を全部開けての作業で、途中には雪が降り出し粉雪が工場内に舞い込んで来て、削り落としてますパテの粉か雪か解らない程工場内埃で真っ白になりながらの作業で終わらせてます。
写真一番下が高い部分を削り落とした写真で、この後はパテでの成形となり、ここで作った物は最後に型取りをして再度FRPで作る工程になりますので、あくまで原型部の製作工程です。
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カテゴリ: 1984y ポルシェ911
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Posted on 2009/03/01 Sun. 00:00
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先程のブログでトランク等の塗装で紹介してますJZX-100マークⅡのオーナーとは実に20年以上交流ある方で、いつも乗る車は自分自身で各所をカスタマイズして楽しんでおる方で、最近は特にレベルアップした仕上がりに関心させられます。
一部、オーナーの車を紹介させて頂きますと、まず写真一番上なのですが、メータ-の文字盤の色が各色に変えられているのですが、本人に聞いた所メーター裏側から照明の照らす所に各色に染まった薄いアクリル板を貼り合わせて作られているそうです。 こういった文字盤の照明に色を付ける方法としてセロファンで作業される方が多いそうなのですが、長期で使用していますと、照明の熱でセロファンがダメになってしまうそうで、手間ではあるがアクリル板を貼り合わせて作ったそうです。
次にパワーウインドのスイッチ部なのですが、ブルー色のLEDが3個埋め込まれております。 この作業をするにあたり、まずスイッチを完全にバラしてから、埋め込むLEDの大きさと配線の通し方を考えながら、ピンバイスにてスイッチカバーに穴開け後、LEDの高さを揃えて固定してから再度スイッチ部を組み上げて作っており、手が込んだ仕上がりになってます。
最後にブレーキキャリパーですが、80スープラ-用をマークⅡロゴ入り塗装に塗り替えしてます。 2液型の缶スプレーを使い2色塗装後にクリヤー塗装して仕上げてあるそうで、プロ並みに仕上がっていると同時に塗装後3年位経ちますが、塗膜剥がれもなく良好な状態で保たれてます。
その他にも色々と日々何かと自分で作業されている方で、もうどれを見ても仕上がりについてはもうプロ級であり、私はいつもタマムラ自動車さんと呼んでますが、、。 関心持たれた方、私に連絡頂ければ紹介しますよ。 |
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Posted on 2009/03/02 Mon. 00:00
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2年前に当社でオールペン作業したJZX-100マークⅡですが、後期型用に仕様変更の為トランク、サイドステップ、リヤバンパースポイラーの塗装依頼を承けて作業してます。
後期型用のパーツ一式が手に入った事で、今回後期型にするのですが、パーツの取り付けは自分自身でするとの事で、当社へは塗装のみでの作業になります。 塗装のみではあるのですが、中古品につきスポイラーについては、若干の擦りキズ修理と取り付け穴が長穴になっていたりしていたのを修理してから、サフェサーで下地を作り直しての塗装となってます。
トランクについては、凹みや目立ったキズもなく非常に綺麗だったのと塗膜が新車時の焼き付け塗装のであったので、何もせずにそのままサンディングして塗装してます。 サフェサーを塗装して作業していないのは、旧塗膜が新車時の塗装でしたら、下地としては何の問題もなく下手に下地工程をするよりそのまま塗装した方が良い為であり、ペーパーでサンディングのみで塗装してます。 別に手を抜いた作業ではないので、安心して下さい。 但し、新車の塗膜でも焼き付け温度の関係か、焼きアマによる硬化不足の塗膜はそのまま塗装しますと確実に艶引きの原因になる場合がありますので注意が必要ですが、、、。
この寒い時は、クリヤーの固形により塗り肌が荒れる傾向になりやすいのではあるのですが、トランクの塗装については、オーナーの希望通り塗り新車時同様の塗り肌で塗装出来てますので、現物確認して下さい。 しかし、今の寒い時期のクリヤーの肌荒れ対策大変ですね。
P.S オーナー様、子供達に私の事を、プーさんと呼ばせるのはやめて下さい(笑) |
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Posted on 2009/03/02 Mon. 00:00
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ロールバーの製作会社から出来上がって来たパイプの接合部をジョイント式でのボルト留め固定にする為、再度現車に仮固定してパイプの長さ調整しながらジョイント固定のブラケットを取付していきます。
ジョイント無しでパイプ同士を溶接にて取付していく方法もあるのですが、どうしもこの方法だとパイプ全体を溶接出来ない所箇所が生じると共に、パイプの脱着も当然出来なくなるのと、見た目的にジョイント式での固定が仕上がり的に良いとの事で作業してます。
ジョイントを必要な数の分だけ購入しなくてはいけないので、コストはかかりますが脱着出る分塗装は楽です。 ロールバーのパイプを塗装された事がある方は解ると思うのですが、丸いパイプの塗装はどうしても塗り重ね部分が随所に生じる為に塗料のタレになりやすく、簡単そうに見えて以外と難しい所でありますので、塗装する側の私的には取り外ししての塗装の方が作業しやすいです。
各部仮固定を終えた後、本付けの溶接にかかったのですが、この溶接作業ただ鉄と鉄を引っ付けるだけでしたらそれ程難しくはないのですが、溶接部のビートを綺麗に作りながらの作業簡単そうに見えて非常に難しく、本人も悩みながら作業しており、溶接とはやはり経験が必要な作業であると思いました。
ロールバーの製作会社に依頼した分とは別に、サイドバーとリヤのクロスバーを新たに製作して仮固定完了しているのですが、さらに追加でシートベルトを張って固定出来る用にと、リヤに横方向にパイプを追加と、フロントダッシュボード下部にも横方向にパイプを追加をする事になり、追加部品待ちにもなってます。
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Posted on 2009/03/03 Tue. 00:00
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フェンダーの延長部分をFRPにて貼り合わせ後は、表面からパテでの成形工程になるのですが、かなりの凹凸部をパテでの修正となり、色々な用途用のパテを使い作業になります。
工業用のパテは別として、自動車用パテの場合まず、主に厚付け用と薄付け用の2タイプに別れ、厚付け用ですと凹み部に対して厚く盛れる用に主剤のパテ粘度が固くなっており、パテ粘度が固い分パテ付け時のヘラ伸びが悪い為に薄く付けるのには不向きになってしまい、薄付け用のパテですと相反してパテ粘度については柔らかい為に、ヘラ伸びが良い分わずかな凹みの修正用になります。
厚付けと仕上げ用の中間として中間パテもあるのですが、パテについては厚付け用と薄付け用の2タイプを使い分けての作業になり、このパテ作業においては、造形に近い作業の為、当然厚付け用パテからの作業であり、最初はその中でもかなり厚付け出来るパテを使い始めたのですが、厚付け用のパテは硬化してしまいますと、とても固くてペーパーで研ぐのも大変な為、半乾き状態でサフォームを使いカンナでパテを削る用にして、何回も同じ事を繰り返しの作業で大まかな形を作っていきます。
写真一番上が、厚付け用のパテで、写真真ん中がサフォームを用いて削り成形してます写真で、ペ-パーは一切使用せずにサフォームだけで削り形作りしてます。 ちなみに、パテとは一気に何㎝も厚く盛りパテ付けする事は不可能であり、何回にも分けてパテ付けとサフォームでの研ぎの繰り返しでの成形になり、最後はペーパーを使い手作業でのパテ研ぎによる成形で形作りで写真一番下の状態に仕上げ、この後は薄付け用のパテを使いさらに形を仕上げて行く工程になります。
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Posted on 2009/03/06 Fri. 00:00
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