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ボディショップ・シラサキ 社長ブログ | 福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

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ポルシェ911エンジンパーツ 



ポルシェ911のエンジンパーツですが、ファンとタペットカバーにおいては過去に塗装歴がありグレー色に塗装されており、この色が剥がれが生じていたと、エンジン周りに付くプレート類は艶消し黒色も同様にすべて塗膜が剥がれがあった為、すべてのパーツを剥離剤にて旧塗膜を剥離する事にしました。

塗膜の剥離工程は、剥離する塗膜の上にゼリー状の剥離剤(化学薬品です)をハケで塗り作業時の気温にもよりますが、5分程時間が経過しますと写真の様に塗膜が縮れ模様になって浮き上がって来ます。

化学の力で塗膜を溶かし除去する方法と言った方が、適切な作業かもしれません。
但し、剥離剤を使用出来ますのは金属のみで、プラスチック類においては素材を溶かしてしまいますので使用出来ません。

ただ、剥離剤を使用すれば何でも塗膜が剥離出来る訳でもなく、塗装されてます塗料によっては何回剥離剤を塗っても旧塗膜が反応せず取れない場合もあり、今回もタペットカバーにおいては、下地に黒色のプライマーの様な物が塗装されてます部分が、何回剥離剤を塗ってもまったく反応せず旧塗膜除去出来ませんでした。

タペットカバーにおいては何故か裏面まで塗装されており塗料が浮き上がって剥がれてもいたので、剥離作業を裏面までしなくてはいけないのですが、作業的には剥離剤でも反応してくれないので作業の手間を考えますと、中古品と交換した方が良いのでタペットカバーは4枚交換する事にしました。

剥離後は、剥離剤は水性の為隅々まで水洗いにての洗浄で、写真一番下が今回剥離したパーツで、次はサビ落とし作業工程になります。

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カテゴリ: 1984y ポルシェ911

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Posted on 2009/06/01 Mon. 00:00    TB: 0    CM: 0

マークX 



進路変更してきたトレーラーに左側面当てられ、右方向に押された事故車両のマークXで、車両左角の部分を後方への入力と上から下への入力が複合した潰れをしており、左フロントタイヤにおいては後ろ方向へ下がっていると同時にかなりアウト方向に開いてしまっており、左側面もトレーラーのタイヤの跡があり後ろまで当たっております。

修理内容としては、フロントの骨格修正、フロントピラー部修正、左側ドア2枚交換、左リヤフェンダー修理、左フロント足回り部品交換なのですが、ジグ式フレーム修正機に乗せてリフトを上げ事故での入力の波及確認をしていた所、右側のステアリングギヤボックスのハウジングが割れて(写真一番下赤○印)いるのが解ったのですが、こうしたギヤボックスが割れる場合それ相応の入力がないと割れないのと、今回この車においては、サスペンションメンバーに固定での取り付けでメンバー本体に大きな波及も無く、考えられるのは左側のタイロッドから入力で内部で押された為の割れがあるのですが、タイロッド自体の曲がりもほとんど無く、保険立ち会いに来られた鑑定士の方もどの入力によっての割れか判断出来きませんでした。

事故とは、瞬間的な出来事でその時車に対して働く力、これを受けます車側の骨格に対しての波及、理論では解らない事やはり何年この仕事にたずさわっていても出て来ます。

骨格修正においては、最終的にはボディ寸法がすべてであるのですが、仮説による入力の波及での損傷を頭の中で理解しての3次元でのフレーム修正になりますので、こうした部分は難しい判断の1つであります。

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カテゴリ: 修理

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Posted on 2009/06/03 Wed. 00:00    TB: 0    CM: 0

サンドブラスト 



ポルシェ911のエンジンパーツの中で艶消し黒に塗装されてますプレートにサビが出でおり、このパーツを塗装するにあたりサビを落とす作業が必要になり、今回サンドブラストを購入しました。

サンドブラストキャビネットボックスタイプてすと昔でしたらそれなりの商品金額 だったのですが、今では輸入物のツールが激安で販売されてます時代で、ネットで検索しました所、サンドブラスト本体1万円程度で購入出来るのが解り、ブラスト用砂8キロ付き送料込みで12500円で購入してます。

輸入物の激安工具については、私自身当初は安かろう悪かろうのイメージが強かったのですが、油圧のプレスを購入して使った所なかなか良くて、少々工夫して使用すればベアリング交換程度の作業でしたら難なくこなせるレベルであったので、こうした大型輸入物の工具価格を考えますと優れ物だと思います。

今回購入したサンドブラストもホームセンターでも販売されていて現物を確認出来きて良かったと同時に、どこにでも販売されてます商品にもなったなあとも感じましたが、、。

早速使用してプレートのサビを落として見た所、サビについてはブラストで綺麗に落ちるのですが、ボックス内部での給排気部分が自然給排気タイプである為にフィルターがすぐ詰まってしまい、ブラストの工程による砂ホコリがボックス内部で舞ってしまい中の様子が見えなくなってしまうのと、ブラストのエアー圧を上げ過ぎますと扉の隙間からホコリが出てきたりと問題点はありましたが、写真の様に綺麗にサビは取れますので、輸入物の激安工具も価格を考えますと私的には道具として使用出来ると思います。

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カテゴリ: 1984y ポルシェ911

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Posted on 2009/06/06 Sat. 00:00    TB: 0    CM: 0

鈑金について 



この業界に入った時、最初は鈑金工で5年程は鈑金のみで仕事を専任していて、その後塗装工程を覚えてから独立したのが私の経緯であり、塗装のみか出来ないと思われがちではあるのですが、一応鈑金の経験もあります。

昔は今とは全く違い鈑金塗装においては、どの工場も仕事に満ちあふれている時代の頃であり、最初は福井市内でも大手の工場で鈑金工として入社したのですが、多くの人が働いていたおかげで仕事に対する責任感など全くない状態(笑)で3年間この工場で働いており、 この工場で鈑金ハンマーhttp://www.bs-shirasaki.com/contents/data/topics/photo/img20080709220448_2.jpgと当て板http://www.bs-shirasaki.com/contents/data/topics/photo/img20080709220448_3.jpg の使い方だけは、当時鈑金についての基本を教えて下さった方から習った頃であります。

教えは鈑金とは、いかに当て板を上手に使えるかであり、ハンマーに対して当て板が鉄板の裏側で動かせるかであり、最初誰しも経験する事なのですが、ハンマーで叩く事によってヘコミになるだけで鉄板が平らにならないのは、当て板が上手く裏面で当たっていない症状でハンマーで叩けば叩く程凹んでいくのですが、ヘコミに対して裏面から当て板を使い表面に押し出す力をかけながわ表面の凸の部分をハンマーで叩くと平らになる原理を利用したやり方であり、お互いの力加減も重要ではあるのですが、 鈑金の基本はこうになります。

車にあるラインも、当て板の突起した面を使い修正したりと鋼板の鈑金においては、当て板の当て方使い方が一番重要になります。

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カテゴリ: 修理

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Posted on 2009/06/09 Tue. 00:00    TB: 0    CM: 0

メッキに対する塗装 



メッキアルミホイールのセンターキャップなのですが、艶ありブラック色への塗装してます。

ガラスと同じでメッキに対する塗装については、過去にも紹介しているのですが、メッキへの塗装についてはメッキ表面が硬くてペーパー等での足付け作業が出来ないのですが、まだメッキの場合ですとガラスよりは幾分か良くメッキ表面に対してスコッチブライトで擦りますとそれなりにはキズが付く為、下処理としてペーパーを当てた方が良いと思います。

こうした物への塗装は本来ですと出来ないのであるのですが、どうしても塗装となりますと、プライマーを使い下地と塗料の密着を高めるやり方になるのですが、プライマーを塗装したから絶対大丈夫かと言いますと何とも言えない部分ではあるのですが、先ほど説明してますようにメッキへの塗装ついては、ペーパーが当てられる場合ですと可能な限り当てた方が良く、今回も写真真ん中の状態まではペーパーを当ててからプライマー塗装後、上塗りしています。

メッキに塗装ついては、下地が硬くメッキは表面の肌がなく平坦な為、塗装後の塗り上がりについても、肌などまったくないない状態で仕上がりますので、特別な事をまったくしなくても写真一番下のように仕上がりますので、塗装そのものについては、幾分か楽であります。

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カテゴリ: 塗装

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Posted on 2009/06/10 Wed. 00:00    TB: 0    CM: 0

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