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友人から古い空冷ビートルを入手したので、車のボディ状態を見て欲しいとの事で入庫している1974年式、VWビートル 1300Sです。
ボディ全体に塗装されてます色がとても地味なせいか、見た目の印章は良くなかったのではあるのですが、現車を確認した所、表面的なサビはあるものボディ全体に腐り等はまったくなく、純正色のグリーンからこのカブト虫色?に色替えされている以外はオリジナルのままであり、事故による修復歴もなく見た目は悪いかもしれませんが、この年式の車としては非常に良いボディを保ってます。
空冷ビートルの場合、運転席のフロア後部にバッテリーがある為、バッテリー液が原因でほとんどの車のフロアは腐って穴が開いているのが普通で、空冷ビートルの一番弱点であり、この部分についても確認した所サビは発生しているものの、すべて表面的なサピばかりで腐食までは至っておらず、フロアの上に乗っても強度も十分にあり、表面のサビを落とすだけで十分大丈夫な状態でした。
室内の状態はそれほど綺麗ではないのですが、各部のウエザーストリップのゴム類も弾力性を保っていてまたまだ使えるレベルであるのを見ますと、新車時から車庫保管で乗られていたのは間違いなく、見た目は悪いのであるのだが、年式を考えますと車としてはかなり良い状態であるのが解り、友人と相談した結果これをオールペンして仕上げる事になりました。
エンジン周りや配線関係も一緒に平行しての作業で仕上げるのですが、どうしてもこうした作業においては時間を要しますので、来年春完成予定で作業します。
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Posted on 2009/09/14 Mon. 00:00
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