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ワイドボディ製作のポルシェ911、FRPにて製作したフロント、リヤフェンダーを車側との固定は接着剤での貼り合わせで、パネルボンドを使用しての車側への取り付け終えてます。
こういったFRP製の製品の固定方法は、パネルボンドといった強力にひっつく接着剤が出て来てからは随分と作業は楽になっており、一昔ですとスムージングが流行った頃、日産のアベニールやトヨタのカルディナワゴン等のバックドアを真っ平らにする為にFRP製のスムージングパネルを車側に貼り付けするのに、接着剤といっても当時はパネルボンドたる商品がまだ無かった頃で、FRP製のスムージングパネルの取り付け方としてリベットで固定するやり方で、リベットの丸い頭の部分が凸部となって高くなるのを防ぐ為に、テーパー状の穴開け後リベットを打ち、さらにリベットの頭部の部分がパテ痩せで跡が出るのを防ぐ目的でリベットの上からFRPを貼り合わせして作業していたのですが、リベットでの固定ですと面ではなく局部的な部分部分固定になってしまう為に、どうしても段差を処理したパテが割れてしまい困った頃を思い出します。
理論的にも鉄とFRPとでは、走行時の振動波長が事なる為にどうしても境目ではパテがヒビ割れしやすくなるのですが、パネルボンドを使える事で鉄とFRPとの接着が面で固定になった事でこうしたトラブルは少なくなり、飛躍的に作業性も含め良くになってきてます。
ただ、その反面パネルボンドの材料代で、コストはかかってしまいますが、、、。
引き続き接着面の段差部を、パテでの下地工程作業します。 |
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カテゴリ: 1984y ポルシェ911
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Posted on 2009/09/17 Thu. 00:00
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