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各メーカーから新品部品として供給されますパネルは、部品保管時の錆び防止目的で黒とかグレー色に電着塗装されているのですが、塗装となりますとこうした電着塗装を下地としては使えない物であり、この上から塗装するのはかなりの高い確率で色々なトラブルの原因となる事が多い為、各塗料メーカーの塗装マニュアルにはサフェサーを塗装して下地を作ってから塗装をして下さいとなっており、いつも新品パネルについてはサフェサーを塗装しているのですが、先日塗料販売店の方から聞いた所によると、こういった下処理をせずにそのまま塗装してしまう方がほとんどだと、、、。
もちろん、塗料販売店の方も下処理としてサフェサーを塗装してくださいとアドバイスは当然しているのでしょうが、作業時間が掛かりめんどくさい、材料費がもったいない、経営者から早く仕上げろと言われる!昔からこのやり方でしている?との事でサフェサーを塗装しないとの事で、塗装後のトラブルとして問題は出ないのかなぁーと素朴に思った事の回答は、そこまで皆さん考えていないと、、、。
現に他の工場でこうした下処理をせずに塗装した事により、新品交換パネルの所だけがクリヤー剥がれが起きたとの話を聞きますと、塗料メーカーの塗装マニュアルを無視しての作業方法でのトラブル、これについては明らかに塗装作業する側のミスであり、材料うんぬんの前の話となるのですが、先ほど説明した理由で塗装されていないのが、現状かと思います。
スタンドックスの場合ですと、シール性の高く塗り上がりの肌が平坦に仕上がる2:1のサフェサーがあり、いつもはこれを新品パネルの下地塗装としているのですが、こうした部分仕上げてしまいますと最後に は見えなくなってしまう所であるのですが、とても大事です。 |
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カテゴリ: 塗装
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Posted on 2010/07/02 Fri. 00:00
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