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2日紹介分の続きで、新品ボンネット交換の場合ですと、表面にサフェサー塗装後乾燥させてから、まずはパネル裏面の塗装で、こういったエンジンルーム内については、内板色と言ってボディ色とは違う下塗り塗装色の上にうっすらとボディ色が塗装されており、塗料についてもクリヤーで仕上げがされていない為、色の艶も半艶消し状態になっているのがほとんどであり、こういった内板色の塗装については、ボディとは別調色での作業となり、先に塗装する手順です。
ちなみに、スタンドックスの場合ですと、硬化剤で色の艶消し具合と、ベースコートに塗膜の剥がれ防止として硬化剤を1割程度入れ、さらにクリヤーを少量混ぜての塗装で、今回の場合ですと202ソリッドブラックでありましたので、571原色を使っての塗装で仕上げてます。
裏面塗装後塗膜を乾燥させてから、表面に塗装されてますサフェサーをサンディングしてから、ボディ色での塗装となり仕上げるのですが、こうしたボンネットのような上面になるパネルの平坦な塗り肌、夏場の高温時においては、一番乾燥の遅いハードーナーとシンナーを使っても、クリヤーの乾燥がどうしても早い為、一番塗りづらい時期でもあるのですが、、、。
こうした平坦な塗り肌、スプレーマンの技術以前に、塗装に使用しますクリヤーとスプレーガンが一番重要で、あとは塗り込み具合が確認出来る明るさと、スプレー時に高いエアー圧で塗装出来る環境として塗装ブース、こういったものが揃わないと出来るものではなく、こうした仕上がりについては、どうしても一流の塗料と設備が必要になる部分です。
しかし、まだ夏本番ではないのですが、塗装ブース内暑いです、、、。 |
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カテゴリ: 塗装
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Posted on 2010/07/08 Thu. 00:00
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