ボディショップ・シラサキ 社長ブログ | 福井県福井市の自動車鈑金塗装 （ポルシェ PORCHE 911）

近くの車販売店さんからの修理依頼された、
ジャガー　Fタイプ

この状態で入庫なのだが、初めて見る車で、
どんな形しているのかすら、何がなんだかさっぱり解らないし（笑）

色々と説明を聞けば、左側に損傷ありで、
部品注文するために、部品を取り外ししたとの事。

部品を確認すると、バンパーは擦りキズ程度の損傷で、


左ヘッドライトは×、

ラジエターアッパーサポート×で、

ボンネットヒンジと干渉するギリギリの所まで変形あり。

サイドブラケット2個×、

ボンネットに擦りキズあり。

各部詳細確認したら、車全部がアルミ製で作られており
内板骨格もアルミ製であり、
これでは、少しの衝撃で広範囲に損傷へか。

作業的には、これらサポート類の新品部品交換で、

まず、アッパーサポートの潰れ具合を
反対側を使って自分の中での基準線を作り、
それをトラムトラッキングゲージを使い測定した数値を元に

サポート関連の修整作業してから、

サイドサポートと一緒に取り外しして、



交換。

ちなみに、サイドブラケット取り外ししたら、
サイドメンバーのアルミの素地丸見えだったし、、。

これらサポート交換後、新品ヘッドライトを取り付けなのだが、

まったく位置関係合わないし、、、。

実に簡単そうに見えるけど、ただの部品交換作業で
終わらないのが輸入車で、

何気に折れたステー取り外ししてみたら、
こんな感じでスペーサーありで、

日本車では考えられない作りだと感じながら
色々と苦労して位置合わせ作業完了。
ていうか、色々と調整箇所が、多すぎて
各部動きすぎるので、困るのだけど、、。

最後に、フロントバンパーを仮付けして、
各部隙間と面を確認して修整作業終わりで

初めて知ったジャガー　Fタイプのフロント姿でした（笑）

カテゴリ: ジャガー　Fタイプ

[edit]