新型ワゴンR 660 ハイブリッド
側面事故で入庫分の、新型ワゴンR 660 ハイブリッド、

今では軽自動車もハイブリットの時代ですね。

久しぶりの大破事故修理。
昔だとガンガンと毎日大破の事故修理作業していたのだが、
時代の流れか、最近では修理するよりは車両入れ替えが多く、
大破の事故修理作業は少なくなってしまっている、、。
そもそも、エアバックが展開すると、修理代金が高騰してしまうので、
エアバックが開いていると、全損になるケースがほとんどなのですが、、。
今回は、新車購入直後であるのと、エアバックも作動していなく、
契約保険金額内での修理代金なので、修理作業依頼に。
修理前に思ったのが、これだけ運転席側のドアが潰れているのに、
普通に開閉出来るのに驚き。

今までだと、まずドアを開けれなくなってしまうケースが多いのだが、
これだけボディ強度が高まっている衝突安全ボディの証だと思う。
室内の乗員を守るため、骨格部位のインナーパネルが鋼のような特殊鋼材で作られており、
鋼板の厚みや重量を抑えつつ、非常に強靭な固さを持つボディ作りになっているのだが、
逆に修理となると固くなっている分、なかなか思うように動いてくれなくて、
苦労させられるケースが多くなってきているのですが、、、。
作業的には、グローバルジクにセットして、

損傷確認。

今回修理のメインとなるステップの入力、

裏側から確認すると、フロアサイドレールとフロアパネルに変形大。

まず、ドアを引き作業してから、

内部の部品を取り外しして損傷確認すると、こんな状態。
シートレールの取り付け部も変形あり。

リヤシート側にも損傷あり。

こうした引き作業の骨格修整、基本はあるのだが、
修理に対する教科書たるものはなく、
引き作業する方が、どのように引いて修整するのかは、
作業者の方が決めて作業となる所で、
あくまで私個人的見解からの修整方法手順なのですが、
最初、ステップの入力による変形部の修整からで、

ステップアウターパネルをカットして取り除いて、
変形しているインナーパネルに対して、
裏側にポートパワーの棒を入れて、それを使って粗引き作業。

鋼板を溶接して引いても、あくまで面が点であるので、
大きな力を加えることが出来ないので、裏側から面として入れた事により
千切れて飛ぶこともなく、安全に引き作業出来るところ。

あとは、切開していきながら細かなところの修整作業で、


最終的には、ステップインナーパネルはこんな状態にまで、
切開しての引き作業の修整作業する事で

フロアパネルの変形も修整完了。

その後、フロントピラーの修整をしてから、

新品ドアパネルを仮取り付けして、位置関係を確認後に

最後にフロントフェンダーが取り付けして

問題なければ、骨格部の修整作業完了~。

今では軽自動車もハイブリットの時代ですね。

久しぶりの大破事故修理。
昔だとガンガンと毎日大破の事故修理作業していたのだが、
時代の流れか、最近では修理するよりは車両入れ替えが多く、
大破の事故修理作業は少なくなってしまっている、、。
そもそも、エアバックが展開すると、修理代金が高騰してしまうので、
エアバックが開いていると、全損になるケースがほとんどなのですが、、。
今回は、新車購入直後であるのと、エアバックも作動していなく、
契約保険金額内での修理代金なので、修理作業依頼に。
修理前に思ったのが、これだけ運転席側のドアが潰れているのに、
普通に開閉出来るのに驚き。

今までだと、まずドアを開けれなくなってしまうケースが多いのだが、
これだけボディ強度が高まっている衝突安全ボディの証だと思う。
室内の乗員を守るため、骨格部位のインナーパネルが鋼のような特殊鋼材で作られており、
鋼板の厚みや重量を抑えつつ、非常に強靭な固さを持つボディ作りになっているのだが、
逆に修理となると固くなっている分、なかなか思うように動いてくれなくて、
苦労させられるケースが多くなってきているのですが、、、。
作業的には、グローバルジクにセットして、

損傷確認。

今回修理のメインとなるステップの入力、

裏側から確認すると、フロアサイドレールとフロアパネルに変形大。

まず、ドアを引き作業してから、

内部の部品を取り外しして損傷確認すると、こんな状態。
シートレールの取り付け部も変形あり。

リヤシート側にも損傷あり。

こうした引き作業の骨格修整、基本はあるのだが、
修理に対する教科書たるものはなく、
引き作業する方が、どのように引いて修整するのかは、
作業者の方が決めて作業となる所で、
あくまで私個人的見解からの修整方法手順なのですが、
最初、ステップの入力による変形部の修整からで、

ステップアウターパネルをカットして取り除いて、
変形しているインナーパネルに対して、
裏側にポートパワーの棒を入れて、それを使って粗引き作業。

鋼板を溶接して引いても、あくまで面が点であるので、
大きな力を加えることが出来ないので、裏側から面として入れた事により
千切れて飛ぶこともなく、安全に引き作業出来るところ。

あとは、切開していきながら細かなところの修整作業で、


最終的には、ステップインナーパネルはこんな状態にまで、
切開しての引き作業の修整作業する事で

フロアパネルの変形も修整完了。

その後、フロントピラーの修整をしてから、

新品ドアパネルを仮取り付けして、位置関係を確認後に

最後にフロントフェンダーが取り付けして

問題なければ、骨格部の修整作業完了~。
スポンサーサイト
カテゴリ: 新型ワゴンR 660 ハイブリッド
[edit]
Posted on 2017/05/30 Tue. 22:00
TB: --
CM: --
| h o m e |