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塗装後の乾燥については、塗装ブースにバーナーがあり、設定温度まで温風を送り込む事が出来ますので、通常スタンドックスの場合ですと70℃までブース内部の温度上げて、塗装しますパネルや面積でも異なるのですが、30分~40分の設定時間での強制乾燥としてます。
強制乾燥時のブース内部の設定温度については、まだ上げる事は出来るのですが、車の場合電子機器パーツがある関係上、メーカーからはブース室内温度については80℃までとされており、実際夏場ですと70℃でバーナーが止まっても、余熱で75℃位まで上がってしまうので、70℃この設定温度での強制乾燥としているのですが、これはあくまでブース内部の温度であり、パネルの鉄板温度では42℃~45℃程度であるので、それほどパネルに対しては加熱していないのですが、、、。
短波とかの乾燥機を使い、塗装面に直接加熱すれば、より強制乾燥出来るのであるのですが、塗装ブース内にそういった物がありますと、ゴミの原因となる為ブース内部には、こういった乾燥機は無い方が望ましくあり、あくまで塗装する為の空間での使い方が正しい所です。
ブースの構造上、熱効率を上げる為、壁パネルにすべて断熱材が入っている為、夏場は70℃まで上げて強制乾燥しますと、最後に冷却目的で外気を入れても温度は下がらなくて、強制乾燥直後のブース内部はとても暑くて中に入れないので、いつも扇風機を使ってさらに冷やした後、マスキングの取り外しとしてます。
しかし、夏場の塗装ブース、ただ一言暑いです。 |
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Posted on 2010/07/15 Thu. 00:00
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